ダイレクトリクルーティングに種類はある? サービスの選び方も併せて解説
新しい採用手法として注目されているダイレクトリクルーティング。現在、ダイレクトリクルーティングはさまざまなサービスが登場しており、その種類も多岐にわたります。
ダイレクトリクルーティングを新たに導入しようと検討している企業のなかには、「どのような種類があるのだろう」「サービスを選ぶ基準を知りたい」とお考えの人事・採用担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、ダイレクトリクルーティングの一般的な種類や、サービスの選び方について解説します。
なお、ダイレクトリクルーティングの採用手法や活用術については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
目次[非表示]
- 1.ダイレクトリクルーティングの種類と特徴
- 1.1.①新卒向け・中途採用向け
- 1.2.②総合型・エンジニアほか業種特化型
- 2.ダイレクトリクルーティングサービスの選び方
- 2.1.①採用ターゲットに合ったサービスを選ぶ
- 2.2.②登録者数や返信率などの数字から選ぶ
- 2.3.③料金形態から選ぶ
- 3.まとめ
ダイレクトリクルーティングの種類と特徴
ダイレクトリクルーティングには、対象者や業種、料金形態など、さまざまな種類があります。ここでは、一般的な3つの種類と特徴について解説します。
①新卒向け・中途採用向け
1つ目は、新卒向けと中途採用向けのダイレクトリクルーティングサービスです。
新卒向けのサービスは、就職予定の学生が登録していることが特徴です。主に学歴や学科、専攻、部活動、留学経験、保有資格などを基に、自社の人材要件にマッチする候補者を選定してアプローチを行います。
中途採用向けのサービスは、第二新卒や転職を希望している人が登録しています。本格的に就職活動を行っている人に加えて、現在ほかの企業に勤めており「今より条件がよくなれば転職したい」と考える転職潜在層も含まれていることが特徴です。未経験者だけでなく、即戦力になり得るスキル・経験を持った人材にアプローチできます。
②総合型・エンジニアほか業種特化型
2つ目は、総合型と業種特化型のダイレクトリクルーティングサービスです。
総合型のサービスは、業種に関係なくあらゆる職歴を持つ求職者が登録しています。経験者はもちろん、未経験者を含めてさまざまな業種で候補者を探しやすいため、幅広い人材採用ニーズに対応することが可能です。
エンジニア特化型のサービスは、IT業界やグローバル業界の経験・スキルを保有している求職者が登録しています。自社が求めるスキル・資格などを持つ経験人材を探しやすいことや、総合型では出会いにくい専門的な知識を有した人材と出会えることが特徴です。そのほかにも業種特化型のダイレクトリクルーティングが登場しており、自社が必要とする人材に合わせたダイレクトリクルーティングサービスを選択するのが有効です。
ダイレクトリクルーティングサービスの選び方
ダイレクトリクルーティングサービスは、自社の採用ターゲットや業種・職種、予算などを考慮して選ぶことがポイントです。ここでは、押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
①採用ターゲットに合ったサービスを選ぶ
ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際は、どのような人材を採用ターゲットにするか、求めるスキルや人物像を明確にしておく必要があります。
▼明確化する人物像の例
- ITスキルのある人物
- コミュニケーション能力の高い人物
- 資格取得や昇進などに積極的な人物
そのうえで、採用ターゲットが登録していると想定されるサービスを選定することがポイントです。採用ターゲットに合ったサービスを利用することで、人材要件にマッチする候補者と出会いやすくなり、効率的にスカウトを行えます。
②登録者数や返信率などの数字から選ぶ
ダイレクトリクルーティングサービスは、登録者数や返信率などの数字を判断基準にして選ぶこともポイントの一つです。
登録者数が多いほど、選定対象とする候補者の母数が増えるため、採用ターゲットと接点を持ちやすくなります。
また、登録者数だけでなく、登録者の属性を見て自社の求める人材がどれくらい登録されているかを確認しておきます。そのほか、スカウトメールの返信率や面談率などが高いサービスを選ぶことも重要です。
なお、ダイレクトリクルーティングの返信率を上げる方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。返信率を上げたいとお悩みの方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
▼【採用担当者必見】ダイレクトリクルーティングの返信率を上げる手法
③料金形態から選ぶ
ダイレクトリクルーティングサービスの料金形態には、主に先行投資型(定額型)と成功報酬型の2種類があります。採用期間や採用人数、予算を踏まえて自社に合った料金形態を選択することが重要です。
▼料金形態の違い
料金形態 |
特徴 |
|
先行投資型(定額型) |
月額・年額など料金が固定している |
採用人数が多いと採用単価が抑えられる |
成功報酬型 |
内定・入社が決定した際に報酬を支払う |
|
先行投資型は、採用人数にかかわらず、月額や年額など決まった額を固定で支払う料金形態です。採用する人数が増えるほど、1人当たりの採用単価を抑えられるため、多くの採用人数を確保したい場合に適しています。
また、成功報酬型は、採用人数に応じて報酬を支払う料金形態です。1人当たりの採用単価が固定されている場合と、スキルや経験などによって異なる単価が設定されているケースがあります。
採用人数が多くなる場合には、1人当たりの採用単価を抑えやすい先行投資型のサービスがおすすめです。
なお、ダイレクトリクルーティングの費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。費用相場や料金形態などを詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▼ダイレクトリクルーティングの費用相場は? 料金形態と費用負担を抑えるポイント
まとめ
この記事では、ダイレクトリクルーティングの種類について以下の内容を解説しました。
- ダイレクトリクルーティングの種類と特徴
- ダイレクトリクルーティングサービスの選び方
ダイレクトリクルーティングサービスには、新卒向け・中途採用向け、総合型・業種特化型といった種類があります。それぞれの特徴を知り、自社に適したサービスを選択することが必要です。
サービスを選ぶ際は「採用ターゲットが利用しているか」「登録者数は多いか」「返信率が高いか」などを確認して、比較検討することがポイントです。
ダイレクトリクルーティングサービスを検討するのが初めての方や、過去にダイレクトリクルーティングを導入したが上手くいかなかったという経験をお持ちの方は、『エン転職ダイレクト』を試してみることをオススメします。
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