エン転職のターゲットオファーとは? 仕組みやメリット、よくある質問を解説
エン転職の「ターゲットオファー」は、スカウト機能のひとつです。ターゲットオファーを利用すると、エン転職に求人を掲載している企業は、自社の採用条件に適した求職者に対し、スカウトメールを一括で大量配信できます。
本記事では、エン転職のターゲットオファーについて、機能の概要や仕組み、メリットなどを解説します。ターゲットオファーに関するよくある質問の回答もまとめていますので、「採用成功率を上げたい」「採用活動をより効率化したい」とお考えの方は、ぜひご覧ください。
目次[非表示]
- 1.エン転職のターゲットオファーとは?
- 2.エン転職のターゲットオファーの仕組み
- 3.エン転職のターゲットオファーを使うメリット
- 3.1.ターゲット人材からの応募を獲得しやすい
- 3.2.「スカウト非公開人材」にもスカウトを送れる
- 3.3.ターゲット人材に手間なく大量アプローチできる
- 3.4.13種類からお好きな「スカウト特典」を設定できる
- 4.エン転職のターゲットオファーに関するよくある質問
- 4.1.エン転職の「スカウト」と「オファー」はどう違うの?
- 4.2.エン転職のターゲットオファーはどうやって利用するの?
- 4.3.ターゲットオファーを送った求職者から応募が来たら、面接が確約されるの?
- 4.4.ターゲットオファーを送った求職者から応募が来たら、必ず採用しないといけないの?
- 5.エン転職で使えるスカウトの種類
- 5.1.ターゲットオファー
- 5.2.デイリースカウト
- 5.3.スカウト追加機能
- 5.4.スカウト代行サービス
- 5.5.シークレットスカウト
- 6.まとめ
エン転職のターゲットオファーとは?
エン転職の「ターゲットオファー」とは、企業が自社の採用条件に適した求職者に対し、スカウトメールを一括配信できる機能のことです。エン転職の基本企画(基本プラン)には含まれておらず、オプション機能として用意されています。
基本的に、通常のスカウト機能(デイリースカウト機能)は、スカウトメールを1通1通、個別で送信する必要があります。しかしターゲットオファーは、自社の採用条件に適した求職者に対し、500通~10,000通のスカウトメールを一括配信することが可能です。
ターゲットオファーの文面作成や配信などは、エン転職側が代行します。利用する企業は、自社の手間を省きながら、大量のターゲット人材に効率良くアプローチできます。
また、ターゲットオファーは、「スカウト非公開人材」にもスカウトメールを配信可能です。通常のスカウト機能では直接アプローチできない人材にも、求人情報を届けられるメリットがあります。なお、ターゲットオファーのメリットについて、詳しくは後述します。
エン転職のターゲットオファーの仕組み
エン転職には、ターゲットオファーのほかにも、求職者にスカウトメールを送信できる機能がいくつか用意されています。ターゲットオファーを含むエン転職のスカウト機能の仕組みは、以下の図の通りです。
まず、求職者がエン転職にWeb履歴書を登録。企業側は、求人掲載時に自社の採用要件(経験年数・経験職種・希望勤務地・保有資格など)を登録します。
企業側が採用要件を登録すると、その要件に適した求職者をエン転職の人材データベース上で検索できるようになります。企業側は検索にヒットした求職者のWeb履歴書を確認したうえで、スカウトメールを送信することが可能です。
なお、企業側がWeb履歴書を閲覧する際、求職者の個人を特定できる情報(氏名・生年月日・電話番号など)はマスキングされています。個人情報を不特定多数の企業が閲覧できるわけではないため、求職者は安心してスカウトメールを受け取れます。
またエン転職には、採用要件に近い求職者が新たに会員登録したことを企業に通知する「おすすめレコメンド」という機能があります。エン転職には、毎日多くの求職者が新規会員登録しているため、自社の採用要件に近い人材をいち早く見つけられるでしょう。
エン転職のターゲットオファーを使うメリット
エン転職のターゲットオファーには、以下のようなメリットがあります。
- ターゲット人材からの応募を獲得しやすい
- 「スカウト非公開人材」にもスカウトを送れる
- ターゲット人材に手間なく大量アプローチできる
- 13種類からお好きな「スカウト特典」を設定できる
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
ターゲット人材からの応募を獲得しやすい
ターゲットオファーを利用すると、エン転職に会員登録されている求職者のうち、「採用要件に合致する特徴を持つ人材」に対し、スカウトメールを一括配信できます。
企業側で以下のようなマッチング条件を設定し、その条件に適した求職者へスカウトメールを配信することが可能です。採用ターゲットに適した人材からの応募を獲得しやすくなるでしょう。
▼ターゲットオファーで設定できるマッチング条件 |
|
また、ターゲットオファーで設定できるマッチング条件には、「Web履歴書の最終更新日」や「最終ログイン日」などの条件もあります。転職意欲が高くアクティブな求職者にアプローチしやすい点も、ターゲットオファーのメリットといえるでしょう。
「スカウト非公開人材」にもスカウトを送れる
エン転職のターゲットオファーは、「スカウト非公開人材」にもスカウトメールを配信できます。以下の図は、ターゲットオファーの配信対象者を図解したものです。
「スカウト非公開人材」とは、エン転職に会員登録している求職者のうち、「通常のスカウトメールは受け取らないが、オファーならば受け取る」と設定している人材のことです。
通常のスカウト機能(デイリースカウト機能)は、上記の図における「スカウト公開人材」だけにスカウトメールを配信できます。
対してターゲットオファーは、「スカウト公開人材/非公開人材」の両方にスカウトメールを配信できるため、対象者が大幅に増加します。自社の求人情報が、より多くの求職者の目に留まりやすくなるため、応募増加につながるでしょう。
ターゲット人材に手間なく大量アプローチできる
ターゲットオファーは、文面作成などの配信業務をエン転職側が代行します。利用する企業は、自社の採用ターゲットに適した人材に、手間なく大量アプローチすることが可能です。
ターゲットオファーを利用する企業は、事前にマッチング条件を設定しておくだけでOK。スカウトメールの文面作成など、手間のかかる部分はエン転職側が代行するため、大量のターゲット人材に効率良く一括アプローチできます。
13種類からお好きな「スカウト特典」を設定できる
エン転職の「スカウト特典」とは、スカウトメールを受信した求職者だけに付与できる「書類選考免除」「一次面接免除」などの選考特典のことです。
ターゲットオファーを配信するときも、以下13種類からお好きなスカウト特典を設定し、選考参加率アップにつなげられます。
▼エン転職のスカウト特典の種類 | |
書類選考免除 |
書類選考を免除し、面接に進める。 |
一次面接免除 |
一次面接を免除し、次の面接に進める。 |
一次・二次面接免除 |
一次・二次面接を免除し、次の面接に進める。 |
いきなり役員面接 |
最初の面接が役員面接となる。 |
いきなり社長面接 |
最初の面接が社長面接となる。 |
管理職採用 |
管理職やマネージャーとしての採用を前提とする。 |
前給保証 |
採用する際、前職の給与を保証する。 |
面接交通費支給 |
面接会場までの交通費を支給する。 |
食事会の開催 |
選考途中で社員との食事会を開催する。 |
出張面接 |
求職者が面接に足を運ぶのではなく、企業の採用担当者が付近まで面接に伺う。 |
上司・同僚との面談設定 |
会社の雰囲気を知るため、採用された際の上司や同僚との面談・面接を実施する。 |
社内見学 |
求職者に社内見学の機会を用意する。 |
体験入社 |
1日~数日の間、求職者が社内で実際に就業し、体験入社できる機会を用意する。 |
なお、エン転職の基本料金やサービス内容、オプション機能などを解説した資料は、以下より無料ダウンロードしていただけます。ぜひ、社内での回覧にご利用ください。
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エン転職のターゲットオファーに関するよくある質問
ここからは、エン転職のターゲットオファーに関するよくある質問を紹介します。
エン転職の「スカウト」と「オファー」はどう違うの?
エン転職で求職者にスカウトメールを送信する方法は、大きく「スカウト」と「オファー」の2種類に分けられます。
「スカウト=デイリースカウト」「オファー=ターゲットオファー」という機能を指します。エン転職におけるスカウトとオファーの主な違いは、以下の通りです。
エン転職のスカウト |
エン転職のオファー |
|
機能の名称 |
デイリースカウト |
ターゲットオファー |
基本企画/オプション |
5種類ある基本企画(基本プラン)のうち、B以上の企画に標準装備されている。 |
オプション機能として用意されている。 |
スカウトメールの配信数 |
毎日一定数のメール配信可能数が付与され、採用要件に適した人材にスカウトメールを送信できる。 |
採用要件に適した人材に対し、スカウトメールを一括で大量配信できる。 |
スカウトメールの文面作成者・配信者等 |
文面作成・配信・マッチング条件の設定などは、基本的にすべて企業側が行なう。 |
文面作成・配信はエン転職側が代行する。 |
なお、エン転職における「スカウト」と「オファー」の違いについては、以下の記事でより詳しく解説しています。「自社がどちらの機能を利用すべきか、詳細を見てから選びたい」という方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
▼エン転職のオファーとスカウトの違いとは? 各機能の特徴やメリットを解説
エン転職のターゲットオファーはどうやって利用するの?
エン転職のターゲットオファーは、オプション機能です。基本企画(基本プラン)のなかには含まれていないため、ご利用にあたり、別途お申し込みいただく必要があります。担当営業までお気軽にお問い合わせください。
ターゲットオファーを送った求職者から応募が来たら、面接が確約されるの?
ターゲットオファーを利用し、スカウトメールを配信した求職者から実際に応募が来たとしても、面接が確約されるわけではありません。面接を設定するためには、企業側と求職者がエン転職のプラットフォーム上でメッセージをやり取りし、面接日時のすり合わせなどを行なう必要があります。
たとえば、ターゲットオファーを利用する際に、「書類選考免除」「一次面接免除」などのスカウト特典を付与していたとしても、求職者との面接日時の調整は必要となります。ターゲットオファー経由で求人に応募があったとしても、面接が確約されるわけではないためご注意ください。
ターゲットオファーを送った求職者から応募が来たら、必ず採用しないといけないの?
ターゲットオファー経由で求職者から応募が来た場合でも、必ず採用しなくてはいけないというわけではありません。自社で設定した要件やフローに基づいて、採用選考を適正に実施した結果、最終的に「自社の採用要件を満たさない」と判断した場合は、不採用とすることも可能です。
ただし、ターゲットオファーを「採用活動の効率化」や「採用ミスマッチの防止」に役立てるためには、当てずっぽうにスカウトメールを配信するのではなく、ある程度はきちんと的を絞ることが重要です。自社の採用要件を事前にしっかりと明確化したうえで、その要件に適したマッチング条件を洗い出し、設定しておくよう心がけましょう。
エン転職で使えるスカウトの種類
エン転職には、求職者にスカウトメールを送信する方法が複数用意されています。ここからは、エン転職で使えるスカウト機能の種類を5つ紹介します。
ターゲットオファー
前述した通り、ターゲットオファーは、企業が自社の採用要件に適した会員に対し、スカウトメールを一括配信できる機能のことです。エン転職の基本企画(基本プラン)には含まれておらず、オプション機能としてお使いいただけます。
利用1回あたりに配信可能なスカウトメールの数は、500通~10,000通です。スカウトメールの文面作成や配信業務は、エン転職側が代行します。
ターゲットオファーを利用する企業は、事前に自社のマッチング条件を設定しておくだけでOK。採用担当者の手間を省きながら、多くのターゲット人材に一括アプローチすることが可能です。
デイリースカウト
※ 上記のスカウトメール送信可能数はA企画をご利用の場合です。
※ デイリースカウトは翌日に繰り越しできません。
デイリースカウトは、SS・S・A・B・Cという5種類あるエン転職の基本企画(基本プラン)のうち、B以上の企画に標準装備されている機能です。B以上の企画をご利用の場合、毎日一定数のスカウトメール送信可能数が付与され、採用要件に適した会員へ送信できます。
また、上位の企画になるほど、1日に送信できるスカウトメール通数が増加します。ただし、デイリースカウトでは、メールの文面作成や配信業務を企業側で行なう必要があるほか、メールを1通1通個別で送信する必要があります。
エン転職のデイリースカウトについては、以下の記事でも詳しく解説しています。「オプションではなく、基本企画に含まれているスカウト機能を使ってみたい」という方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
▼【企業向け】エン転職のスカウトの種類と仕組み<2025年5月更新>
スカウト追加機能
前述した通り、デイリースカウトは企画(プラン)ごとに、1日あたりに送信できるスカウトメールの数が定められています。通常の数で足りない場合は、オプション機能の「スカウト追加」を利用し、スカウトメールの送信数を随時追加することが可能です。
スカウト追加機能を利用すると、スカウトメールの送信可能数が、料金に応じて一括で追加されます。スカウト追加機能は上記の図のように、応募状況を見ながら、いつでも自由に利用することが可能です。
スカウト代行サービス
エン転職のオプション機能には、スカウト代行サービスもあります。エン転職側でスカウトメールの文面を作成・配信するため、採用担当者の業務負担を軽減できます。
エン転職のスカウト代行サービスには、「スタンダードプラン」と「バリュープラン」の2種類があります。各プランの違いは、以下の通りです。
スタンダードプラン |
|
バリュープラン |
|
また、スカウト代行サービスとターゲットオファーは、どちらも「エン転職側がスカウトメールの文面作成や配信を代行する」という点は同様ですが、メールの配信対象が異なります。
スカウト代行サービスは、エン転職に会員登録している求職者のうち、「スカウト公開人材」のみにスカウトメールを配信できます。対してターゲットオファーは、「スカウト公開人材/非公開人材」の両方にスカウトメールを配信することが可能です。
シークレットスカウト
エン転職のシークレットスカウトとは、自社の求人情報を一般に公開されない「非公開求人」として、スカウトメールを送信できる機能のことです。非公開求人としてスカウトメールを送信する機能には、以下のようなメリットがあります。
- 求職者に限定感や特別感を与えられる
- 特別感のあるポップアップで開封率が高い
- より詳細な情報を記載して自社の求人を魅力づけできる など
シークレットスカウトは、エン転職が運営するダイレクトリクルーティングサービス「エン転職ダイレクト」をご契約いただくことにより利用可能となります。シークレットスカウトについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ本記事とあわせてご覧ください。
▼エン転職のシークレットスカウトとは? 特徴やメリットを解説
まとめ
エン転職のターゲットオファーについて、機能の概要や仕組み、メリットなどを解説しました。エン転職の「ターゲットオファー」とは、企業が自社の採用条件に適した会員に対し、スカウトメールを一括配信できる機能のことです。
基本的に、通常のスカウト機能(デイリースカウト機能)は、スカウトメールを1通1通、個別送信する必要があります。しかしターゲットオファーは、自社の採用条件に適した会員に対し、500通~10,000通のスカウトメールを一括配信することが可能です。
ターゲットオファーの文面作成と配信は、エン転職側が代行します。利用する企業は、採用担当者の手間を省きながら、大量のターゲット人材に効率良くアプローチすることが可能となります。
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エン転職には、ターゲットオファーやスカウト機能のほかにも、採用成功率を高める仕組みが多数搭載されています。
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