ITエンジニア採用のコツを大公開!活躍人材を集める秘訣とは?
- ITエンジニアを募集しても、なかなか応募が集まらない…。
- 応募は来るけど良い人を採用できない…。
- 採用成功確率を高めるポイントが分からない。
- 優秀な人材を見極めるコツってあるの?
- そもそもITエンジニア志望の求職者は一体何を考えているの?
そんなお悩みを抱えている企業は少なくありません。この記事では、これらの疑問にすべてお答えします。ITエンジニアの採用成功確率を高める、求人を出す前の準備方法から、求人の書き方、活躍人材の見極め方、面接時の注意点まで、採用成功確率を上げるためのポイントを幅広く解説。
ITエンジニアの採用を絶対に成功させたい!という皆さま。ぜひ本記事をお役立てください。
POINT
より詳細な「ITエンジニア採用のコツ」をまとめた資料を、以下のページから無料でダウンロードいただけます。社内での検討・回覧にご活用ください。
目次[非表示]
- 1.ITエンジニアの採用難易度は高い?低い?
- 1.1.全職種平均の有効求人倍率
- 1.2.ITエンジニアの有効求人倍率
- 2.ITエンジニアからITエンジニアへ転職する理由とは?
- 3.ITエンジニア経験者が求人で見ているポイントとは?
- 3.1.効果に差がつく、ITエンジニア採用の「事前準備のコツ」
- 3.2.「ITエンジニア未経験者」の採用を検討する
- 3.3.「採用基準」の認識を揃える
- 3.4.自社の魅力を整理する
- 3.5.適性テストを活用して定量的な採用基準をつくる
- 4.効果に差がつく、ITエンジニア採用の「求人を書くコツ」
- 5.ITエンジニアの採用成功事例
- 5.1.株式会社エポック
- 5.2.株式会社トリプルアイズ
- 5.3.株式会社ビヨンドワークス
- 6.優秀なITエンジニア経験者から「内定承諾を増やすコツ」
- 6.1.採用サイトを充実させる
- 6.2.クチコミを活用する
- 6.3.選考に「既存社員との質疑応答」を取り入れる
- 6.4.面接で応募者の悩みに寄り添う
- 6.5.面接結果は可能な限り早く連絡する
- 7.ITエンジニア採用なら、まずはエン転職にご相談ください!
ITエンジニアの採用難易度は高い?低い?
そもそも、ITエンジニアの採用は難しいものなのでしょうか?この疑問に対して、ひとつの指標として役立つのが「有効求人倍率」です。
「有効求人倍率」とは、「企業からの求人数」を「公共職業所(ハローワーク)に登録している求職者数」で割ったもの。この数字が1倍を超えている場合は、求職者に対して、求人数のほうが多いということです。つまり、少ない求職者を多くの企業が取り合っている状態。採用の競争率が高く、企業にとっては採用が難しい市況と言えます。
全職種平均の有効求人倍率
ここで、全職種における現在の有効求人倍率を見てみましょう。
厚生労働省の発表によると、2023年調査時点の有効求人倍率は「1.32倍」でした。
有効求人倍率の推移で、特に着目したいのは「新型コロナウイルス感染拡大以降」です。2008~2009年のリーマンショック時は有効求人倍率が1倍を大きく下回りました。
しかし、コロナ禍初期はもっとも採用への影響が大きかった「緊急事態宣言」があった年でも、有効求人倍率が1倍を上回っていました。多くの企業が採用を控えてなお、採用市況は売り手市場だったのです。
少子高齢化・労働人口の減少が進む日本では、よほどのことがない限り「採用が難しい売り手市場」が続きます。現在も有効求人倍率は上昇傾向にあり、企業は今後も採用難が続くという前提で、採用成功するための戦略を考えていく必要があります。
ITエンジニアの有効求人倍率
それでは、ITエンジニアの有効求人倍率はどのような数値になっているでしょうか。
※「エン転職に登録したITエンジニア志望の求職者・掲載されたITエンジニアの求人をもとに、ITエンジニアの有効求人倍率を算出
2019年1月から2020年3月まで、有効求人倍率は2~2.5倍です。2020年4月には1.8倍へと低下しましたが、それでも全職種の有効求人倍率と比較して見ると、圧倒的に高い数値であることが分かります。2023年調査時点のITエンジニア(情報処理・通信技術者)の有効求人倍率も「1.67倍」(パート除く常用)と近い値になっています。
ITエンジニアの採用を検討する企業にとっては、引き続き採用難の状況であると言えるでしょう。
だからこそ、採用で「工夫」をしなければ失敗してしまう可能性が高いのです。ITエンジニア採用でお悩みの際は、エン転職にお気軽にご相談ください。求人掲載中の同業他社の雇用条件・打ち出し等を踏まえ、適切にアドバイスいたします。
ITエンジニアからITエンジニアへ転職する理由とは?
ITエンジニア志望の求職者は、何を求めて転職しているのでしょうか。
この疑問に応えるべく、「社会人経験のある男女10000人」を対象に、エン・ジャパンが独自にアンケートを実施(2020年1月30日~2020年2月1日)。その中から「ITエンジニアの経験者が、ITエンジニアとして転職したケース」を抜粋して、転職理由をまとめました。
圧倒的に多いのは「給与や待遇に不満がある」というもの。プロジェクト単位で働くITエンジニアも多いため、余計に他社との待遇の差が気になる…という場合もあるのではないでしょうか。また、技術者として、自分のスキルアップや成長に重きを置く方も多い傾向があります。
裏を返せば、こうした悩みを解決できる環境や体制があれば、求職者から魅力に感じてもらえる可能性があると言えるのです。
ITエンジニア経験者が求人で見ているポイントとは?
上記のアンケートでは、合わせて「ITエンジニア経験者が、仕事をする上で大事にしているポイント」も調査しました。これは、「ITエンジニア経験者が転職時に重視するポイント」であるとも言い換えられます。
この図から、「プライベートな時間の確保」「オフィス環境」「成果に見合った報酬」など、待遇や働きやすさに関するものが上位を占めていることが分かります。
また、「スキルや知識を磨ける制度・環境」「実作業に専念できる」「専門性が求められる」という意見が多いのは、この職種ならではと言えるでしょう。転職理由のデータからも読み取れる通り、ITエンジニアとして自分の技術力を高めたい、スキルを活かしたい、という思いが強い方も多いです。
求人でアピールするのであれば、求職者が納得できる“実績”や“制度”など、事実に基づいた情報を出すことがポイント。例えば求人に「残業が少ないです」「スキルアップできます」と書いてあったとして、皆さまなら「この会社なら残業が少なそうだ!」「この会社に転職すればスキルアップできそうだ!」と信頼できるでしょうか。
おそらく難しいと思います。実際に残業は1日・月に何時間くらいなのか。残業を減らすためにどのような取り組みを行なっているのか。スキルアップを支援する制度や教育制度などを具体的に求人に書けると、求職者も納得しやすくなります。
効果に差がつく、ITエンジニア採用の「事前準備のコツ」
ITエンジニアを志望している求職者の中にも、さまざまな人がいます。採用を行なう際は「どんな人を求めているのか」「今回入社した人に何を期待しているのか」を明らかにする必要があるでしょう。
求人を出す前に、まずは採用基準をはっきりさせることが重要。そのために必要な事前準備のコツをご紹介します。
「ITエンジニア未経験者」の採用を検討する
有効求人倍率のデータから分かる通り、他の職種に比べても特に採用難易度が高いITエンジニア。多くの企業が求人を出している状況です。
そこで一度検討すべきなのは「ITエンジニア未経験者」の採用。豊富な実績を持つITエンジニアは、さまざまな企業から引っ張りだこで、採用も難しいです。一方で、「イチからIT業界でチャレンジしたい」「経験に自信はないけどこれからスキルアップしていきたい」と意欲のある求職者は一定数います。
近年、様々な分野でIT化が進んでいることもあり、今後も安定した需要がある業界として、未経験者からの人気も高いのです。実際に、未経験者の採用を積極的に行なっている企業も多くあります。
「採用基準」の認識を揃える
採用活動に複数名で携わる場合には、関係者の間で「採用基準」をしっかり話し合い、目線をあわせることが重要です。
たとえば、現場面接では「組織の穏やかな雰囲気に合う人がいいな」と思っているのに、社長面接では「ゆくゆくは会社を引っ張ってくれるようなバイタリティがある人がほしい」と考えていたら、いつまで経っても採用できないでしょう。一次面接を通過しても、なかなか内定に至らない…という場合は、採用基準の統一ができていないケースが多いのです。
採用を行なう目的を明らかにした上で、求める人の経験や知識、資格、人物タイプなど、細かく共有しておきましょう。
自社の魅力を整理する
「どんな人材に来てもらいたいか」だけでなく「自社に応募されるだけの魅力があるか」という点も、必ず事前に整理しておきましょう。以下の表を活用いただくと、抜け漏れ防ぎながら自社の魅力を整理しやすくなると思います。
働いている人がいる以上、魅力を感じている部分があるはず。中には「ウチに魅力なんてない…」と感じる企業もいらっしゃるかもしれませんが、今一度フラットな視点で、自社について振り返ってみてください。
この時に大事なポイントは、「特徴」と「魅力」を切り分けて考えること。例えば「従業員数10名」という情報は特徴ではありますが、それ自体が魅力というわけではありませんし、逆にネガティブ要素でもありません。その上で、「従業員数10名の少数精鋭の組織で、裁量を持って働ける」と言えば、魅力に転換されます。
「これは魅力になる」「これは弱み(ネック)になる」と頭から決めてかからずに、たくさんの特徴を洗い出し、分類していくと良いでしょう。
適性テストを活用して定量的な採用基準をつくる
活躍人材を採用するためには、現在自社でどんな社員が活躍しているのか分析することが近道です。そこで有効なのが「適性検査(適性テスト)」の実施。たとえば、ITエンジニア未経験で入社し、現在活躍されている方がいらっしゃる場合、適性検査の結果を通して、どのようなタイプの未経験者が育成しやすいのかが分かります。
こちらは、エン・ジャパンが提供してる適性検査『Talent Analytics(タレントアナリティクス)』の結果です。既存社員の結果を踏まえた上で、応募者にも適性検査を受けてもらえば、採用基準も明確になります。勘に頼ることなく、優秀な人材を採用することができるでしょう。
適性テストにご興味をお持ちの方は、以下お問い合わせ窓口にお気軽にご連絡ください。担当者から詳細をご説明いたします。
より詳細な「ITエンジニア採用のコツ」をまとめた資料を、以下のページから無料でダウンロードいただけます。社内での検討・回覧にご活用ください。
効果に差がつく、ITエンジニア採用の「求人を書くコツ」
たとえ同じような仕事、待遇の募集であっても、求人の書き方によって印象はガラッと変わります。常に多くの求人が出されているITエンジニアの募集であればなおさら、読んでもらうための工夫が必要になるでしょう。
ここからは、より効果的な求人の書き方についてご紹介します。「職種名」「仕事内容」「応募資格」「給与・年収例」「休日休暇」の項目ごとに、イマイチな例とGOODな例を記載しているので、ぜひ比べてみてください。
職種名
<職種名のポイント>
求職者が最初に見るのが職種名の項目。そのため、ひと目見て何の職種なのかが分かることが大事です。
✕イマイチな職種名
・SE、PG
・ITエンジニア
間違ってはいないのですが、求職者にとっては分かりづらく、不親切です。何を手掛けるエンジニアなのか、どんな環境で働くのか、イメージできる職種名を意識しましょう。
◎GOODな職種名
・未経験歓迎のプログラマ ★入社後3ヶ月の研修があります!
・Javaエンジニア(100%自社内開発/資格取得支援あり)
・インフラエンジニア│残業月20時間以内・年間休日125日
こうすることで、具体的な業務内容や働き方が伝わる職種名になったのではないでしょうか。「未経験OK」「残業ナシ」など、魅力となる装飾を入れると、さらに注目度が高まります。
仕事内容
<仕事内容のポイント>
ITエンジニアは特に、企業ごとに差別化することが難しい傾向があり、「どこでも一緒」だと思われがちな職種です。しかし仕事内容があやふやなままだと、入社後に「思っていたのと違う」とミスマッチを引き起こす可能性があります。できる限り分かりやすく詳細に書いていきましょう。
たとえば…
・SIerの場合は、客先常駐なのか自社内開発なのか
・どんなサービスやクライアントに関わるのか
・プロジェクトの規模や納期、開発言語、メンバー構成 など。
✕イマイチな仕事内容
スマホアプリの開発をお任せします。
◎GOODな仕事内容
直接取り引きを行なっているクライアントよりご依頼をいただき、スマホアプリに開発に携わっていただきます。「どんなユーザーに向けてどのようなコンテンツを提供するのか」などをヒアリングするところから、開発・運用まで一貫して自社内で行なっています。まずはプログラミング業務を中心にお任せしながら、少しずつ上流工程に携わっていただけるように、育てていきます。
<プロジェクト例>
・アパレルECサイトのスマホアプリ
開発環境:○○、○○…
プロジェクトメンバー:○名
先程ご紹介した「ITエンジニア経験者が、仕事をする上で大事にしているポイント」からも分かる通り、エンジニア志望の方々は「スキルを磨ける職場」を求めています。どのようなサービスに携わるか、どのような開発環境か、そこから何を学べるかなどを具体化していくと良いでしょう。
応募資格
<応募資格のポイント>
ここでは、「ターゲットを明確にする」ことを意識しましょう。たとえば、未経験者でも経験者でもどちらでも良い、という募集で「未経験者OK・経験者歓迎」と応募資格に書いてある場合。
未経験者にとっては「どうせ経験者が優先的に採用されるんでしょ?」という印象を与えてしまい、応募をためらってしまう可能性があります。
未経験者も採用する場合は、ターゲットを絞って「未経験OK」のみの記載にしたほうが良いでしょう。また、経験者採用の場合は、必要なスキルをできるだけ具体的に記載することを意識してください。
✕イマイチな応募資格
<未経験歓迎/学歴不問>
※開発経験をお持ちの方も歓迎いたします。
◎GOODな応募資格
・未経験の場合
<職種・業種未経験OK/第二新卒歓迎>
※IT業界にイチからチャレンジしたい方、エンジニアデビューを目指す方歓迎!
※学歴、ブランク、転職回数、社会人経験の有無は一切問いません。
・経験者の場合
<学歴不問>
■システム開発に関する実務経験をお持ちの方
└仕様書を見ながらプログラミングができるレベルを想定しています。
└開発言語や経験年数などは問いません。
給与・年収例
<給与のポイント>
給与はできるだけ詳細に書きましょう。月給制や年俸制などの給与形態はもちろん、賞与や残業手当に関する記載も補足しましょう。
✕イマイチな給与・年収例
月給20万円以上
年収例:380万円(28歳)
◎GOODな給与
月給20万円以上+賞与年2回(昨年度実績4ヶ月分)
※経験・能力を考慮して決定いたします。
※残業代は別途100%支給。そのほか、家族手当や住宅手当もご用意しています。
年収例:380万円(月給23万円+各種手当+賞与)/入社3年目・28歳
休日休暇
<休日休暇のポイント>
働きやすさを判断する項目でもあるため、給与と同じようにできるだけ詳しい情報を盛り込みましょう。
✕イマイチな休日休暇
・完全週休2日制
・祝日
・夏季休暇、年末年始休暇
・有給休暇
◎GOODな休日休暇
<年間休日125日!>
・完全週休2日制(土日)
・祝日
・夏季休暇(7日)
・年末年始休暇(7日)
・有給休暇
└消化率100%!社歴やポジションを問わず取得しやすい風土があります。
ご紹介してきた「求人を書くコツ」はごく一部でしかありません。企業によって求人で打ち出すべき魅力は異なります。求人制作をプロに任せたいという場合は、エン転職にご相談ください。求人専門のコピーライターが、同時期掲載の他社求人の雇用条件・打ち出しを踏まえて、最適な訴求内容を提案いたします。
ITエンジニアの採用成功事例
実際のITエンジニアの採用成功事例を複数社、ご紹介します。ぜひ参考にしてください。
株式会社エポック
- 職種:ITエンジニア
- エリア:大阪府
- 従業員:3名(募集時点)
- 応募効果:応募17、面接5、内定1、入社1
募集当時は設立から間もなく、ホームページすらありませんでした。母集団形成が採用課題となる中、求人の工夫などによりプログラマ経験を持つ即戦力人材の採用に成功!
▼事例の詳細、実際に掲載された求人広告は以下からご覧いただけます。
株式会社トリプルアイズ
- 職種:システムエンジニア(SE)
- エリア:東京都
- 従業員:207名(募集時点)
- 応募効果:応募73、面接25、内定3、入社2
ライバル企業が非常に多いエンジニア経験者の募集ながら、求人の工夫とスカウトメールの活用により即戦力の採用に成功!特にスカウトメールは従来の「7倍」の返信率を実現しています。
▼事例の詳細、実際に掲載された求人広告は以下からご覧いただけます。
株式会社ビヨンドワークス
- 職種:ゲーム&アプリ開発エンジニア
- エリア:東京都、神奈川、埼玉、千葉
- 従業員:122名(募集時点)
- 応募効果:応募125、内定5、入社5
若手人材の通年採用を実施。連続掲載による応募数の減少が課題視されましたが、若手人材の登録者数が多い『エン転職』を活用することで、年間を通して、1掲載につき120~250程度の応募数を維持することに成功しました。
▼事例の詳細、実際に掲載された求人広告は以下からご覧いただけます。
この他にも多数の採用成功事例があります。
職種名:未経験から始めるITエンジニア☆有名ゲームの企画・開発実績多数!
採用エリア:東京・埼玉・千葉
給与:月給18万円以上+各種手当
応募数:105名
内定数:3名
職種名:システムエンジニア/未経験歓迎!自社スクールで3ヶ月の研修あり
採用エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉
給与:月給20万円以上+賞与年2回
応募数:80名
内定数:8名
職種名:自社内開発のプログラマ/年間休日124日
採用エリア:大阪
給与:月給18万円~25万円
応募数:107名
内定数:2名
「ITエンジニアで採用成功している企業がどんな求人で応募を集めたのか」を知りたい方は、以下の事例サイトもご参考ください。『エン転職』を利用して、ITエンジニアの採用に成功した事例を、実際に掲載された求人広告・応募数・入社数とともにご紹介しています。
▼エンジニア系(IT・Web・通信)の採用成功事例
より詳細な「ITエンジニア採用のコツ」をまとめた資料を、以下のページから無料でダウンロードいただけます。社内での検討・回覧にご活用ください。
優秀なITエンジニア経験者から「内定承諾を増やすコツ」
採用難易度が高く、競争率の高いITエンジニア募集。より優秀な人材からの応募を集め、入社してもらうためのコツをご紹介します。
採用サイトを充実させる
エン・ジャパンが行なった「転職活動中、企業に関する情報収集は、どのように行ないますか?」というアンケートから、求職者の7割が採用サイト(企業ホームページ内の採用ページ)を確認する、ということが分かりました。
もし採用サイトがなかったり、古い情報のまま更新されていなかったりすると、「この会社大丈夫かな?」と不安を抱かせる可能性があります。顧客向けに展開している企業サイトのみで、求職者向けに情報発信する採用サイトを充実させていなかった、という企業は、ぜひ改善してみてください。
クチコミを活用する
企業の情報収集として、採用サイトに次いで挙がっているのが「クチコミサイト」です。誰でも簡単にインターネットでクチコミを投稿できる今、求職者にとってリアリティのある情報源として、大半の人がクチコミを参考にしています。
ネット上でよくない評判や噂を見た求職者が、面接を辞退してしまうこともあるでしょう。そのため、自社のクチコミにどんなことが書かれているのか把握しておくことが重要です。
ときには、「すでに改善されている制度なのに、何年も前のネガティブなクチコミが残っている…」なんてことも。企業クチコミサイト『エンゲージ 会社の評判』では、社員・元社員から書き込まれているクチコミに対して、企業側から意思や考えを伝えることができるコメント機能を搭載しています。この機能を使って、求職者の不安払拭、ひいては辞退者の減少につなげることが大切です。
年間5000万ユーザーが利用する日本最大の会社口コミプラットフォーム『エンゲージ 会社の評判』はこちら。
選考に「既存社員との質疑応答」を取り入れる
役員や人事と行なう面接では、求職者が聞きづらい質問もあるでしょう。たとえば、現場の忙しさであったり、上司との関係性であったり。そこで、面接担当者以外の既存社員とコミュニケーションを取れる時間を設けることで、求職者の不安を払拭できます。また、質疑応答中は気兼ねなく質問できる雰囲気をつくることが重要なため、採用担当者は席を外すと良いでしょう。
面接で応募者の悩みに寄り添う
面接では、求職者を見極めることばかり優先して、自社の魅力づけを怠ってしまうケースが多々あります。
求職者はさまざまな企業に応募しているので、人材を見極めると同時に、「魅力づけ」を行なう必要があります。面接を通して、求職者に「この企業に入りたい」と思ってもらえるように、コミュニケーションを取っていきましょう。
「応募者の悩みに寄り添う」というのも、面接でできる魅力づけのひとつ。転職理由についてヒアリングした上で、自社ならどのように悩みや不満を取り除けるか一緒に考える姿勢を持つことが重要です。
たとえば、ITエンジニアにありがちな「残業が多くてプライベートが犠牲になっている」「頑張っても評価してもらえない」といった悩みや不満を抱えている人もいるはず。そんな時は、「うちならこんな働き方ができる」「こんな評価制度がある」など、自社の魅力を伝えていけば、求職者の志望度アップに繋がります。
面接結果は可能な限り早く連絡する
面接結果の通知はできる限りスピーディーに行なってください。もし「どうしても入社してほしい」という人材がいた場合は、面接を行なった日のうちに電話で内定の連絡をするのもオススメです。合わせて「ぜひ入社してもらいたい」と本気で思っていることが伝えられると、企業側の「本気度」が伝わり内定率をあげられるかもしれません。
ITエンジニア採用なら、まずはエン転職にご相談ください!
さまざまな角度から、ITエンジニアにおける採用のコツをご紹介させていただきましたが、採用担当者がひとりで抱え込み、頭を悩ませる必要はありません。
エン転職では、取材のプロであるディレクターと、求人専門のコピーライターが在籍。ITエンジニアの採用実績も豊富です。エン転職にご相談いただきましたら、求人制作だけでなく、採用サイトの作成やクチコミの活用まで、まとめてお任せいただくことができます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。きっとお力になれるはずです。
より詳細な「ITエンジニア採用のコツ」をまとめた資料を、以下のページから無料でダウンロードいただけます。社内での検討・回覧にご活用ください。