ドライバー採用のコツは?採用を成功させるポイントと事例を解説

ドライバー採用のコツ

  

  • 募集しても、応募が集まらない。
  • 応募は集まるけど、良い人が集まらない。
  • 内定を出しても、辞退されてしまう。


ドライバーの採用について、そんな悩みを抱えてはいませんか?


特にドライバーを多く抱える物流業界は、「2024年問題」がテレビでも多数取り上げられ、採用が急務となっている企業も多いのではないかと思います。そこでこのページでは、応募が集まりやすくなるドライバーの求人の書き方や、内定を辞退されにくくする方法など、ドライバー採用のコツを徹底解説しています。ぜひ、採用に役立ててください!


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ドライバー採用のコツ


POINT

より詳細な「ドライバー採用のコツ」をまとめた資料を、以下のページから無料でダウンロードいただけます。社内での検討・回覧にご活用ください。

  

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目次[非表示]

  1. 1.ドライバーの採用市況・採用難易度は高い?低い?
    1. 1.1.全職種平均の有効求人倍率
    2. 1.2.ドライバーの有効求人倍率
  2. 2.2024年問題がドライバー採用に与える影響
    1. 2.1.ドライバーの退職危険性が高まる
    2. 2.2.物流業界内でドライバー経験者の転職が加速する
    3. 2.3.ドライバー採用が難しくなる
  3. 3.ドライバーの採用で押さえておきたいデータ面の相場
    1. 3.1.ドライバーの平均年収
    2. 3.2.ドライバーの平均休日日数
    3. 3.3.ドライバーの平均残業時間
  4. 4.ドライバー経験者の転職理由とは?
  5. 5.効果に差がつく、ドライバー採用の「事前準備のコツ」
    1. 5.1.ドライバー未経験者の採用を検討する
    2. 5.2.自社の魅力を整理する
    3. 5.3.適性テストを活用して定量的な採用基準をつくる
  6. 6.効果に差がつく、ドライバー採用の「求人を書くコツ」
    1. 6.1.職種名
    2. 6.2.仕事内容
    3. 6.3.応募資格
    4. 6.4.給与・年収例
    5. 6.5.休日休暇
  7. 7. 優秀なドライバー経験者から「内定承諾を増やすコツ」
    1. 7.1.採用サイトを充実させる
    2. 7.2.クチコミを活用する
    3. 7.3.選考に「既存社員との質疑応答」を取り入れる
    4. 7.4.面接で応募者の悩みに寄り添う
    5. 7.5.面接結果は可能な限り早く連絡する
  8. 8.ドライバーの採用成功事例
    1. 8.1.生活協同組合コープこうべ
    2. 8.2.株式会社五美
    3. 8.3.新雪運輸株式会社
  9. 9.ドライバー採用なら、まずはエン転職にご相談ください!


ドライバーの採用市況・採用難易度は高い?低い?

まずは、ドライバーの採用難易度をチェック。「有効求人倍率」を使って見ていきましょう。


有効求人倍率とは、「求人数(有効求人数)」を、「公安職業所(ハローワーク)に登録している求職者数(有効求職者数)」で割った数値のこと。現在の採用市況を示す重要指標として、厚生労働省が毎月に公開しております。

厚生労働省:有効求人倍率(2023年6月公表時点)


ドライバーの有効求人倍率が1倍を超えている場合、ドライバー志望の求職者数よりも、ドライバー人材を求める企業数が多くなっていることを示しています。つまり、企業にとっては一人の求職者を複数の企業で取り合うことになるため採用が難しく、求職者にとっては採用されやすい状態です。


全職種平均の有効求人倍率


有効求人倍率

こちらが、「全職種平均」の有効求人倍率です。2014年に1倍を超えてから、2019年までほぼずっと上がり続けていることが分かります。


しかし、2020年に入ってからは有効求人倍率が大きく下がりました。これは新型コロナウイルスをきっかけに、求人を出すことを見直す企業が増えたため。長らく続いていた有効求人倍率の高止まりに歯止めがかかるカタチに。


ただし、有効求人倍率の低下は長くは続かない見込みです。2022年~2023年は1.3倍台を推移し、徐々に上昇傾向にあります。少子高齢化・労働人口の減少が続く日本で、有効求人倍率が「1倍以下」になることはまずありません。


ドライバーの有効求人倍率

続いて、ドライバーの職種にしぼって、有効求人倍率を見ていきます。


厚生労働省が公開している「職業別一般職業紹介状況[実数](常用/含パート) 」によると、「自動車運転従事者 」における有効求人倍率は、2019年12月で3.39倍。2022年5月で2.08倍。
2023年5月で2.43倍。


新型コロナウイルスの影響で下がってはいるのですが、2.43倍というのは、求職者1人に対して2.43件の求人があるという意味。

全職種平均の有効求人倍率である1.31倍(2023年5月)と比べても、圧倒的に採用が難しい職種であることが分かります。だからこそ、ドライバー採用を成功させるためには、求人を出す際に工夫が求められるのです。


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ドライバー採用のコツ



2024年問題がドライバー採用に与える影響

働き方改革関連法によって2024年4月1日以降、ドライバーなどの職業の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されます。これにより発生する問題の総称を、「2024年問題」と言います。

2024年問題がドライバー採用に与える影響は、主に3点です。


ドライバーの退職危険性が高まる

ドライバーの走行距離に応じて「運航手当」を支給している企業も多いと思います。時間外労働時間の規制により走る距離が短くなれば、収入が減ることに。収入が減れば離職リスクも高まります。


物流業界内でドライバー経験者の転職が加速する

時間外労働時間の規制により収入が減少したドライバーは、より良い待遇を求めて、同業他社のドライバーに転職を試みる人が増えると予想されます。運航手当に左右されない基本給の上昇など、対応を講じる企業も少なくありません。


ドライバー採用が難しくなる

年間時間外労働時間が規制されることで、企業は1日に運べる荷物の量が減ります。それを補うために、多くの企業がドライバーを採用しようとします。この動きは既に活発化しており、「ドライバー採用」の競争が激化しているのです。こうした背景もあり、ドライバー採用を行なう際は、「他社企業とどのように差別化を図るか」が採用の鍵となります。


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ドライバー採用のコツ



ドライバーの採用で押さえておきたいデータ面の相場

データ面とは、給与や休日といった条件のこと。求人を出す前には、まず自社のデータ面が、相場と比べて良いのか悪いのかを把握しておくことをオススメします。求人を出す以上、こうした条件は他社の求人と比較されてしまうからです。


どれだけ仕事内容が魅力的であっても、条件が相場よりあまりに悪いと、転職先として検討すらしてもらえない可能性もあります。相場を把握した後は、できれば相場と同等か、それ以上の条件を提示できるように調整できると良いでしょう。


ドライバーの平均年収

厚生労働省発表のデータによると、運輸業の平均年収は約289万円です。


普通・中型・大型といった取得している免許によって年収が変化する場合が多く、一般的には運転する車が大きくなるほど年収が高くなります。また、フォークリフトの免許などに資格手当を支給している企業や、運行する便の売上などによって、歩合給を採用している企業も多いです。

※参考:令和元年度賃金構造基本統計調査


ドライバーの平均休日日数

2018年の厚生労働省の調査によると、ドライバーの平均休日日数は年間100.3日。全職種の平均が107.9日なので、ドライバーの休日日数は少なめだということが分かります。人手不足の影響が出ているのかもしれません。

※参考:平成30年就労条件総合調査



ドライバーの平均残業時間

厚生労働省が毎月発表している「毎月勤労統計調査」によると、2020年4月時点における残業時間(所定外労働時間)は、全職種の平均で「月12.3時間」。その中で、ドライバーは「月25.2時間」と、調査対象の職種の中で最大となっています。
※参考:毎月勤労統計調査


求める経験・スキル等に応じた給与相場を知りたい方は、エン転職にお気軽にご相談ください。求人掲載中の同業他社の雇用条件等を踏まえて、適切なアドバイスをいたします。


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ドライバー経験者の転職理由とは?

免許の有無などを考えて、ドライバー経験者を採用したいという経営者や採用担当者の方は多いと思います。ドライバー経験者が、横移動で他社のドライバーへ転職する理由には、どんなものがあるのでしょうか。


ドライバーの転職理由

上の図は、「社会人経験のある男女10000人」を対象に、エン・ジャパン独自に実施したアンケート結果(2020年1月30日~2020年2月1日)から、「ドライバーからドライバーに転職した人」についてまとめたものです。


理由として最も多いのは、「給与や待遇に不満がある」というもの。ドライバーの仕事は、どの会社においても「車に乗って荷物を運ぶ」という基本的な業務内容は同じ。そのため、給与や待遇が転職理由になりやすい傾向があります。実際に、次に多い転職理由も「労働時間が長い」「肉体的にツライ」といった働き方に関するものが続きます。


一方で、働き方はすぐに変えられないという企業も多いですよね。そこでポイントとなるのが、4番目に多い「人間関係がうまくいかない」というもの。ドライバーは運転する時は一人ですが、積み込みや荷下ろしを手伝い合うなど、チームワークが求められることも多いです。仕事内容によっては、取引先の担当者と交流する場合もあります。


そのため「チームワークが良いこと」や、逆に「まったく人と話さず仕事ができること」を求人で伝えられると、魅力になるケースも。実際に自社のドライバーがどのように仕事をしているか、求人を出す前に把握しておくと良いでしょう。


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ドライバー採用のコツ


効果に差がつく、ドライバー採用の「事前準備のコツ」

採用をする際は、どんな人材なら自社で活躍してもらえるのか、きちんと分析することが大切です。また、入社後の活躍が期待できる人材かどうかは、履歴書や面接などで見極めていく必要があります。


そのためには、「どんな人材だったら採用するか?」という採用基準を明確にする「事前準備」がポイント。ここでは、ドライバー職を採用する上での「事前準備」のコツをお伝えします。


ドライバー未経験者の採用を検討する

採用難易度が高いドライバー。なるべく採用の成功確率を上げるためには、未経験者の採用も検討に入れる必要があります。事実、ドライバー未経験者を募集し、採用成功している企業も多いです。

また未経験者を採用する場合、可能であれば中型・大型免許や、フォークリフト免許など、業務に必要な資格の取得を支援できる制度を整えられると、より採用を成功させられる確率が高まります。
「採用基準」の認識を揃える

未経験者なのか、経験者なのかなど、「採用基準」については、社内でよく話し合ってから決めることが大切です。もし、あまり話し合わずに採用を行なうと、以下の図のようなことが発生してしまう場合があります。


採用基準イメージ


経営者、人事、現場がそれぞれ採用したい人が違うというケース、じつは結構あるのです。このまま採用活動を始めてしまうと、たとえば人事が担当した一次面接を通過した人材が、経営者や現場が担当する二次面接以降で通過せずに終わる…という事態が発生してしまいます。


採用前にきちんと話し合い、どんな経験・知識・資格・スキルを持った人を採用したいのか、関係者全員で共有しておくことが重要です。


自社の魅力を整理する

採用基準が決まったら、基準に当てはまる人材から応募される魅力があるかどうか、「自社の魅力」を整理します。


「特にない」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、働いている方がいる以上、必ず魅力に感じている部分はあります。たとえば、最初に提示できる給与が低い場合でも、頑張り次第ですぐに昇給することや、手当の多さなどに魅力を感じている社員もいるかもしれません。


まずは以下の表を用いて、自社の魅力を整理してみてください。思いついた順番に魅力を挙げるよりも、カテゴリごとに整理することで、抜け漏れがなくなるはずです。


自社の魅力の整理


適性テストを活用して定量的な採用基準をつくる

活躍しやすい人材を採用するためには、自社で活躍している人材の傾向を知ることが重要です。そのため、あらかじめ自社で活躍しているドライバーに「適性テスト(適性検査)」を行なっておくことをオススメします。


ドライバー未経験で入社し、活躍している人材がいる場合は、どんな未経験者なら育ちやすいかも分かるでしょう。適性テストを応募者に受けてもらい、自社の活躍人材に近い結果の人を採用すれば、勘に頼ることがなく、活躍する可能性が高い人材を獲得できます。


エン・ジャパンが提供する『Talent Analytics(タレントアナリティクス)』では、以下の図のように適性が数値とグラフで分かります。たとえば自社で活躍している人材に「主体性」が高い人が多ければ、同じように「主体性」が高い人を採用するなど、明確な採用基準をつくると、活躍する人材を採用しやすいです。


エン転職の適性検査


適性テストにご興味をお持ちの方は、以下お問い合わせ窓口にお気軽にご連絡ください。担当者から詳細をご説明いたします。


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効果に差がつく、ドライバー採用の「求人を書くコツ」

いざ求人を書くとなると、「何をどのように書けばよいか分からない」という方も多いと思います。そこでこの項目では、ドライバー職の求人を書くうえでのポイントやコツをご紹介。


イマイチな例・Goodな例を紹介しながら説明しているので、「求人を書くのは初めて」という方でもイメージしやすいと思います。


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ドライバー採用のコツ


職種名

■職種名のポイント
良い職種名は、「何を」「どのように」配送するか分かるものです。運ぶ荷物や、ルート配送かどうかなど、ドライバーが仕事をするうえで気になるポイントをおさえましょう。

また、どんな免許があれば仕事ができるかも明らかにしておくことをオススメします。もし未経験者を採用する場合は、資格取得支援について記載しておくと、未経験者に求人を見てもらいやすくなるでしょう。さらに、プラスの魅力として残業時間や収入など、自社の魅力も記載すると、尚良いです。

実際の例を見てみましょう。


×イマイチな職種名

・ドライバー

・配送スタッフ



○Goodな職種名

・食品配送ドライバー
・自動車部品のルート配送ドライバー
・木材の配送スタッフ ◎未経験OK!入社後に中型免許を会社負担で取得できます。
・大型ドライバー ◎土日休み/残業月20時間以内/月収40万円



仕事内容

■仕事内容のポイント
大切なのは、具体的に伝えること。実際に、求職者の44%が「求人に書かれている仕事内容が分かりにくかったので応募しなかったことがある」と回答しています(エン・ジャパン調べ)。

運ぶ荷物は何か、どこへ行くのか、どうやって積み下ろしするのか、配送件数はどのくらいか、入社後の教育制度はあるかなど、細かく記載することで、自分にもできそうというイメージを持ってもらうことが重要です。

実際の例を見てみましょう。


×イマイチな仕事内容

お客様の荷物を配送します。お客様先の工場で荷物を積み込み、各倉庫へ配送。入社後は研修があります。



○Goodな仕事内容

中型トラックを運転し、お客様先の工場で製造される自動車部品を、関東エリアにある倉庫へ運びます。入社後は、会社負担で中型免許やフォークリフト免許を取得。その後、先輩が運転する車の助手席に座るなどして、仕事の流れを覚える期間が2週間以上あるので、ご安心ください。

<行き先について>
東京都内を中心に、関東エリア内です。都内の工場で積み込みを行ない、1日に2ヶ所ほど倉庫を回ります。走行距離は100km~150kmくらい。遠方に行く場合は、高速道路を使用できます。

<荷物について>
ネジやボルトなど小さな自動車部品です。1ケース10kgくらい。1回の配送で40~50ケースほど運びます。

<積み降ろしについて>
いくつかのケースをパレット(荷物を載せる台)に載せ、フォークリフトで運びます。お客様先の担当者があらかじめパレットに積んでくれているので、積み込みはフォークリフトでトラックの荷台に積むだけ。荷物を降ろす時も、指定の場所にパレットのまま降ろします。手で持ち上げて積み降ろしをすることはなく、1回の積み降ろしは15~20分くらいです。

<入社後の流れについて>
まずはフォークリフト・中型免許を取得しましょう。もちろん、その間も給与を支給します。免許が取得できたら、先輩が運転するトラックの助手席にのって、仕事の流れを覚えます。空いている時間があれば、事務所内でフォークリフト操作や運転の練習も可能です。2週間くらい経ったら、今度は自分でトラックを運転し、先輩に助手席へ乗ってもらいます。徐々に、1人で配送へ行ってもらう予定です。



応募資格

■応募資格のポイント
ドライバーに限った話ではないのですが、応募資格は「自分も応募できそうだ」と思ってもらうことが大切です。未経験者でも経験者でも、「資格」「スキル」「学歴」の条件をはっきり伝えてください。その際、必須条件(応募に絶対必要)なのか、歓迎条件(なくてもいいが、あったら歓迎する)なのかを明記することをオススメします。

また、経験者の場合は「経験●年以上」という記載は避けましょう。たとえ経験が長くても、求めるスキルを持っているかどうか分からないからです。「●●ができること」という記載にすると良いです。


×イマイチな応募資格

・中型免許をお持ちの方(フォークリフト免許があると尚可)
・ドライバーの経験が3年以上ある方。



○Goodな応募資格

<ドライバー未経験者、歓迎!>
■中型免許をお持ちの方
※学歴不問。
※入社後に会社負担で取得できますが、フォークリフト免許をお持ちの方は歓迎します。

中型免許をお持ちで、ドライバー経験がある方
※トラックの運転に慣れており、ラッシングベルトの使用経験がある方
※学歴不問。



給与・年収例

■給与・年収例のポイント
給与への不満によって転職をする方が多いドライバー。収入に注目している求職者は多いため、どのくらい稼げるか具体的に記載する必要があります。より魅力的に見せるために、固定給だけでなく、歩合給や手当などとあわせた「月収」を追記すると良いでしょう。

また、今の仕事と総収入で比較してもらうために、年収例を書くことも大切です。未経験者を募集する場合などは、年収例は低くなりがちですが、将来的な年収が高ければ気にしないという求職者も多いです。入社3年目、5年目、10年目といった将来の年収を記載できると、応募されやすくなるでしょう。


×イマイチな給与・年収例

月給20万円以上

<年収例>
280万円(入社1年目)



○Goodな給与・年収例

月給20万円以上+歩合給+各種手当
◎社員の歩合給は、月平均5万円です。
◎別途、住宅手当(月1万円)、皆勤手当(月1万円)などがあります。

<月収例>
27万円(月給20万円+歩合給+住宅・皆勤手当)
35万円(月給25万円+歩合給+住宅・皆勤・家族手当)

<年収例>
400万円(入社3年目)
500万円(入社5年目)
600万円(入社10年目)



休日休暇

■休日休暇のポイント
休日休暇も、より具体的に書くことで、魅力的に見せることができます。たとえば長期休暇の日数、有給消化率など。土曜出社や休日出勤がある場合は、ただあることを書くだけでなく、頻度を一緒に記載すると良いでしょう。月1回なのか、月3回なのかで大きく印象が変わるからです。

また、シフト制の場合も、月何日休みなのかだけでなく、詳細を詳しく書くことが大切です。たとえば「シフト制(月6~8日休み)」の場合、6日休みの月が多いのか、8日休みの月が多いのかで印象は変わります。「※3月のみ月6日休み」といった記載を行なうことをオススメします。


×イマイチな休日休暇

週休2日制(土・日) 
・GW
・夏季休暇
・年末年始休暇
・有給休暇
・慶弔休暇
・介護休暇
・産前産後・育児休暇



○Goodな休日休暇

・週休2日制(土・日) ※月1~2回の土曜出社あり。
・GW(暦通り)
・夏季休暇(3日)
・年末年始休暇(4日)
・有給休暇
・慶弔休暇
・介護休暇
・産前産後・育児休暇(取得・復職実績あり)



求人の書き方次第で、応募効果は大きく変わります。今回ご紹介した以外にも様々な応募を増やすコツがるため、応募効果でお悩みの方は、エン転職にお気軽にご相談ください。


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 優秀なドライバー経験者から「内定承諾を増やすコツ」

難易度の高い、ドライバー経験者の採用。一度内定を出した方には、なるべく多く入社してもらいたいものですよね。一方で、求職者は一般的に、複数社の選考を同時に受けている可能性が高いです。


ここでは、優秀な人材の内定辞退を防ぎ、自社を選んでもらうコツをお伝えします。


採用サイトを充実させる


情報収集の方法


エン・ジャパンが実施した「転職活動をする際、企業の情報収集をどのように行なうか」というアンケートによると、求職者の74.5%は「採用サイト(企業ホームページ内の採用ページ)」を見ています。


取引先や関係者などが見ることを想定されて作られていた企業サイトを持っている企業は多いと思いますが、それとは別に、より詳しい採用情報が書かれた採用サイトを持つことをオススメします。


また、サイトを持つだけでなく、状況にあわせて更新をし、常に新しい情報を提供できるようにすることで、求職者からの信頼が高まるでしょう。


クチコミを活用する

クチコミ閲覧率


採用サイトよりも、さらに多くの求職者が見ているのが、企業のクチコミです。


応募者が面接当日に辞退を決めた理由第2位が、「ネット上でよくない評判や噂を見た」となるほど、クチコミの影響は大きくなっています。自社のクチコミにどんなことを書かれているのか、あらかじめ確認しておくことが大切です。


場合によっては、「既に改善されている制度なのに、何年も前の悪いクチコミが残っている」ということもあるでしょう。『en Lighthouse(旧:カイシャの評判)』では、社員・元社員から書き込まれたクチコミに、企業側から意思や考えを伝えられるコメント機能があります。その機能を使って、求職者の不安を払拭し、内定辞退を減らすことが可能です。


選考に「既存社員との質疑応答」を取り入れる

応募者からすると、社長や役員、人事担当者には聞きづらい質問もあるでしょう。実際に働いている既存社員に自由に質問してもらう場をつくると、入社前の不安を解消できます。ただ、「質問しづらい雰囲気」があっては、せっかく場を設けても、あまり意味がありません。既存社員との質疑応答中は、採用に関わる人は席を外すようにすると良いでしょう。


面接で応募者の悩みに寄り添う

面接の目的は「相手の意欲や適性を見極めること」だけではありません。どんな人材かを見極めると同時に、求職者へ「自社の魅力づけ」を行なうことが大切です。特にドライバー職は、有効求人倍率が高い職種。求職者が複数社から内定をもらうことも少なくありません。自社を選んでもらうため、魅力づけを行なうことが需要です。


面接でできる魅力づけの一つが、「応募者の悩みに寄り添う」というもの。転職を考えている以上、求職者の方は前職・現職に悩みを抱えている可能性が高いです。転職動機についてヒアリングした上で、自社ならどう悩みを解決できるかを、一緒になって考えてあげると良いでしょう。


たとえば、応募者が「前職では休日が取りにくかったこと」に悩んでいたとしたら、自社の休日制度や有給消化率などを説明し、「この会社に入社すれば希望の休みが取れる」ということを伝えられると、内定辞退を減らせるはずです。


面接結果は可能な限り早く連絡する

面接後は、いち早く結果を共有することも重要なポイント。どうしても入社して欲しい人材と出会えたときは、面接を行なったその日のうちに、電話で内定の連絡をしても良いでしょう。「本気で入社してもらいたいと思っている」という想いを相手に伝えるようにすると、応募者の志望度を上げられるはずです。


ドライバーの採用成功事例

実際のドライバーの採用成功事例を複数社、ご紹介します。ぜひ参考にしてください。


生活協同組合コープこうべ

  • 職種:ルート配送
  • エリア:兵庫県、京都府、大阪府
  • 応募効果:応募54、面接29、内定4、入社3

ドライバーの通年採用の成功事例です。1回の求人掲載あたり50名前後の応募数を、年間通して維持することに成功!連続掲載の宿敵である「応募数の目減り」を、求人の工夫で鮮やかに撃退!


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  通年採用の成功事例。連続掲載の宿敵「応募数の目減り」を鮮やかに撃退! ルート配送ドライバーの採用事例。10名以上の人材を採用し続ける必要があり、求人の連続掲載に伴う応募数の目減りが課題に。これに対してエン転職は、ターゲットを変えた複数の求人広告を用意。広告を使い分け、1掲載あたり50名前後の応募数を年間通して維持することに成功! エン・ジャパン株式会社



株式会社五美

  • 職種:配送スタッフ
  • エリア:神奈川県
  • 応募効果:応募12、面接6、内定4、入社3


仕事内容で他社と差別化を図るのが難しいドライバー職で、求人の工夫により差別化成功。求人掲載後のフォローまで伴走し、面接辞退・内定辞退まで軽減しました。


▼事例の詳細、実際に掲載された求人広告は以下からご覧いただけます。

  求人を掲載して終わりじゃない。 掲載後のフォローまで伴走し、採用成功! 配送スタッフの採用成功事例。別媒体で思うような採用活動ができなかった中、エン転職の利用によって3名の内定・入社決定を実現しました。どのような採用活動を行なったのか、詳しく解説しています。 エン・ジャパン株式会社



新雪運輸株式会社

  • 職種:ルート配送ドライバー
  • エリア:埼玉県


クチコミ機能等を活用して、長く活躍するドライバーの採用に成功。定着率が非常に高く、早期離職もほとんどないため、費用対効果は圧倒的。


▼事例の詳細、実際に掲載された求人広告は以下からご覧いただけます。

  圧倒的な費用対効果。入社後ギャップをなくし、長く活躍できる人材を採用。 ルート配送ドライバーの採用成功事例。採用だけではなく、入社後の定着が難しいと言われる職種ですが、同社は定着率が高く、早期離職もほとんどないそうです。どのように、定着・活躍する人材を安定的に採用しているのか。詳しく解説しています。 エン・ジャパン株式会社



【Point!】

「ドライバーで採用成功している企業がどんな求人で応募を集めたのか」を知りたい方は、以下の事例サイトもご参考ください。エン転職を利用して、ドライバーの採用に成功した事例を、実際に掲載された求人広告・応募数・入社数とともにご紹介しています。


▼運輸・物流系の採用事例▼

  ドライバー職(運輸・物流系)の採用成功事例|エン転職 エン転職でドライバー等の運輸・物流系職の採用に成功した事例を集めました。どんな求人広告で採用が決まったのか?実際の応募数・入社数・求人広告や採用担当者・入社者の声を公開しております。 エン・ジャパン株式会社



ドライバー採用なら、まずはエン転職にご相談ください!

ドライバー採用のコツをご紹介してきましたが、採用担当者が1人で悩む必要はありません。エン転職には、取材のプロであるディレクターと、求人専門のコピーライターが在籍しています。


また、エン転職にご相談いただくと、採用サイトの作成やクチコミの活用なども、すべてお手伝いすることができます。ドライバーの採用にお悩みなら、以下の問い合わせフォームから一度エン転職へご相談ください。きっと、お力になれるはずです。


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「エン転職 採用ノウハウ編集部」は、HR業界で活躍している複数のメンバーで構成されています。構成メンバーは、現役の人事労務、1000社以上の企業を支援してきた採用コンサルタント、10年以上の経験を持つ求人専門のコピーライターなど。各領域の専門的な知識に基づき、企業の経営者・人事・採用担当者のお役に立てるように記事を執筆しています。 ※「エン転職 採用ノウハウ」はエン・ジャパン株式会社が運営している情報サイトです。
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