採用事例|内定辞退を「ゼロ」にした勇気ある決断とは?
- 選考辞退、内定辞退が多い…。
- 仕事理解の浅い人からの応募が多い…。
- せっかく入社した人が早期離職してしまう…。
そんなお悩みを抱える企業にぜひ参考にしていただきたい事例です。今回ご紹介させていただくのは「世界一周旅行をする船の乗組員」と一風変わった募集です。しかし、この事例には、職種問わず採用に活かせるノウハウがつまっています。内定辞退をいかにしてゼロにしたのか?ぜひご参考ください。
募集情報
- 募集職種:地球一周の船旅【PEACE BOAT】の乗組員
- 業種:「ピースボート」クルーズの企画・実施
- 設立:1969年8月8日
- 社員数:120名(2018年9月時点)
- 資本金:5000万円
地球一周クルーズでおなじみの『PEACE BOAT(ピースボート)』。「5大陸をゆく世界一周グランドクルーズ」「オーロラを見るヨーロッパ&カリブ海クルーズ」など、様々な世界一周旅行を企画しています。今回募集したのは、そんな地球一周の船旅をともにする乗組員です。
採用上の課題
今回の最大の課題は「選考辞退・内定辞退」が多いこと。イメージ選考の応募が多いことが辞退が増えてしまっている原因になっていました。
「なんだか楽しそう」といったイメージ選考の応募が多い
「世界一周する船の乗組員」と聞いたら、皆様はどのような仕事をイメージされるでしょうか?漠然と「なんだか楽しそう」と感じる方も多いと思います。
しかし、仕事の実態は楽しい事ばかりではありません。船に乗っている期間は約100日。その間、完全なプライベートの時間はありません。寝るときも着替えるときも常に同僚がいます。一人になろうと部屋から出たら、お客様がいる状態。気疲れすることもあるでしょう。
仕事について十分に理解されないまま応募が増えてしまい、結果、面接で仕事の厳しい側面について説明すると、選考辞退・内定辞退に繋がっていました。
採用成功のポイント
辞退を減らすためには、「仕事の厳しさを知った上で、それでもやってみたい!と感じてくれる覚悟ある方」からの応募を増やす必要がありました。そのために、エン転職では以下のような取り組みを行ないました。
求人で『仕事の厳しさ』を赤裸々に公開
エン転職の『PRスペース』と『仕事の厳しさ』の項目を活用し、日常生活がイメージできるほどのリアルな情報開示をすることで、大変な部分を正直に伝えてもらいました。
以下から、実際にエン転職に掲載された同社の求人原稿をご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
いかがでしょうか?特に注目いただきたいのが、前述の『PRスペース』と『仕事の厳しさ』。入社後のミスマッチを防止するために、赤裸々に仕事の厳しい側面が公開されていると思います。
結果
- 内定辞退が0名に
求人であらかじめ仕事の厳しい側面を伝えたことで、「覚悟ある方」からの応募が増加。内定辞退は0名になりました。さらに、これまで面接中に10分程度の時間をかけて厳しさの説明していたところを割愛でき、相互理解を深める場として、面接時間を有効的に使えるようになったそうです。
採用担当者の声
厳しい面を伝えるのは、企業側も勇気がいるものです。実際、同社の担当者も初めて求人原稿をみたときに「ここまで書くのか!?」と思われたそう。しかし、エン・ジャパンからの説明に耳を傾けてくださり、最終的にはミスマッチを防ぐために大切だと思い、厳しさの公開を決意していただけました。
まとめ
今回の事例のように「仕事の厳しさ」を求人で事前に伝えることは、入社後のミスマッチを防止する上で非常に有効です。「選考・内定辞退が多い」「早期離職が多い」とお悩みの方は、「仕事の厳しさ」を公開することで応募者の覚悟を醸成できるかもしれません。
ただし、1点気をつけていただきたいことがございます。それは「厳しいだけの仕事に、人は集まらない」ということです。求人で厳しい側面を伝えるだけでは応募は集まりません。今回ご紹介した事例も、厳しい仕事だからこそ、やりがいがあることを伝えています。
仕事の魅力と厳しさ、その2つをバランスよく見せたい場合は、ぜひエン転職にご相談ください。求人専門のコピーライターがご期待に添えるよう求人を作成させていただきます。採用にご興味をお持ちの方は、以下のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
▼以下よりエン転職の採用成功事例集をダウンロードいただけます。