コミュニケーション能力とは? 高い人の特徴・低い原因・面接での見極め方

コミュニケーション能力のイメージ画像


企業が採用時に求める人材の資質は、16年間連続で「コミュニケーション能力」が第1位となっています。同様に「コミュニケーション能力が高い人を採用したい」と思い、本記事にたどり着いた方もいらっしゃると思います。


ただ、「コミュニケーション能力の高い人を、面接でどのように質問して見極めればいいのか」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、「コミュニケーション能力」とは何なのか?コミュニケーション能力が高い人とはどんな人なのか?などを改めて整理するとともに、面接でコミュニケーション能力を見極めるための具体的な質問例をご用意しました。ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。


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目次[非表示]

  1. 1.コミュニケーション能力とは?
    1. 1.1.選考で重視する資質で、16年連続1位のコミュニケーション能力
  2. 2.コミュニケーション能力を構成する4つの要素
    1. 2.1.言語と非言語
    2. 2.2.伝える力と聴く力
    3. 2.3.言語:自分の言いたいことを言葉で伝える力
    4. 2.4.言語:相手の言いたいことを聴く力
    5. 2.5.非言語:自分の言いたいことを言葉に頼らずに伝える力
    6. 2.6.非言語:相手の言いたいことを言葉に頼らず読み解く力
  3. 3.コミュニケーション能力が高い人の特徴
  4. 4.コミュニケーション能力が低い人の特徴と原因
  5. 5.コミュニケーション能力を面接で見極める質問
    1. 5.1.面接オープニングの質問
    2. 5.2.コミュニケーション能力を見極める質問 ①
    3. 5.3.コミュニケーション能力を見極める質問 ②
    4. 5.4.コミュニケーション能力を見極める質問 ③
    5. 5.5.コミュニケーション能力を見極める質問 ④
  6. 6.まとめ


コミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力とは、情報や意見を適切に伝えるだけでなく、相手の意図や感情を理解し、円滑なコミュニケーションを実現する能力です。ビジネス環境においては、リーダーシップの確立、チームワークの促進、クライアントとの信頼関係の構築など、さまざまな側面で求められます。


選考で重視する資質で、16年連続1位のコミュニケーション能力

「コミュニケーション能力の高い人を採用したい」と考えている方は多いのではないでしょうか。そう考えているのは、貴社だけではありません。


「日本経済団体連合会」が調査した、選考時に重視する要素の推移

※参考:「日本経済団体連合会」が調査した、選考時に重視する要素の推移(2018)


図は、「日本経済団体連合会」が調査した、選考時に重視するの人材の資質。この調査によると、16年連続で「コミュニケーション能力」が第1位となっています。コミュニケーション能力が高い人材は、様々な場面で活躍しやすく引く手あまたです。


自社で獲得するためにも、「コミュニケーション能力が高い」とはどんな状態なのか?面接でどのように見極めれば良いのか?以降で詳しく解説していきます。


コミュニケーション能力を構成する4つの要素

コミュニケーション能力は【2×2】の合計4つの要素に分類できます。



言語
自分の言いたいことを言葉で伝える力
相手の言いたいことを聴く力

非言語
自分の言いたいことを言葉に頼らずに伝える力
相手の言いたいことを言葉に頼らずに読み解く力


言語と非言語

コミュニケーション能力は大きなカテゴリーとして、【言語】と【非言語】に分けられます。言語とは、言葉を発するコミュニケーション。非言語とは、言葉に頼らないコミュニケーションです。例えば、非言語コミュニケーションとして目線、表情、身振り手振り、相づち、首肯が挙げられます。


伝える力と聴く力

コミュニケーションとは「双方向」であるという前提を押さえておきましょう。コミュニケーション能力が高い人というのは、会話のキャッチボールが上手い人を指します。つまりコミュニケーション能力に秀でているというのは、「話すのが上手い」だけでなく、「聴くのも上手い」ということです。


言語:自分の言いたいことを言葉で伝える力

相手に分かりやすく、正確に、自分の言いたいことを言葉で伝える力です。ポイントは「伝える」だけでなく、相手に「伝わる」ことを重視していることです。


自分の言いたいことを一方的に話す(=伝える)だけの人を、コミュニケーション能力が高いとは言いません。専門用語をかみ砕いて誰でも伝わる平易な言葉に置き換えたり、時系列を整理したり、話の起承転結を明確にしたり、伝わりやすさまで意識したコミュニケーションを取れる人が、コミュニケーション能力が高い人と言えます。


言語:相手の言いたいことを聴く力

相手の言いたいことを、正確に聴く力です。「しっかりと話を聞いてもらえている」という印象を受けると、尊重されていると感じ、相手は心をひらきやすくなります。


聴く力を確認するポイントは2つ。1つは聞いた後に、話の要点を押さえていること。「つまり、こういうことですよね?」と自分の言葉に置き換えて話せる人は聴く力が高いです。


もう1つのポイントは、「相手に興味・関心を持っており、話を引き出す姿勢があるか」です。聴く、とはすなわち相手を理解しようとする姿勢です。相手に興味・関心を持ち、質問を重ねてくる人、話を深掘りしようとする人は、聴く力も身についている可能性が高いです。


非言語:自分の言いたいことを言葉に頼らずに伝える力

言葉に頼らずとも、表情、首肯、身振り手振り、目の動きなどで自分の意思を表すことができます。特に顕著に表れるのが聴く姿勢。


話を聞く際、相手に身体を向け、目を合わせ、うなづいたり、あいづちをしたり、表情で反応する人は、基本的な非言語のコミュニケーション能力にも秀でています。


非言語:相手の言いたいことを言葉に頼らず読み解く力

人の気持ちを推測し、理解する力です。機微を察すると言うこともあります。言葉というのは難しく、会話と本心がかみ合わないこともあります。


口では「申し訳ありません」といいつつ心からは反省していなかったり、口では「ありがとうございます」と感謝を伝えつつ本心ではありがた迷惑に感じていたり。こうした相手の本音を「観察」や「推測」で見抜ける人も、コミュニケーション能力が高いと言えます。



コミュニケーション能力が高い人の特徴

コミュニケーション能力を構成する4つの要素を踏まえたうえで、コミュニケーション能力が高い人の傾向をまとめてみましょう。


  • 聴き上手である
  • 相手の気持ちを汲み取ることができる
  • 相手に興味を持ち、共感や深堀りをすることができる
  • 場面に応じた的確な質問ができる
  • 質問に対して短時間で適切な回答を返せる
  • 自分の考えを相手に分かりやすく伝えられる
  • 話を聞く際、相手に身体を向け、目を合わせ、うなづいたり、表情で反応したりする
  • 相手をよく観察している
  • 空気を読んだ立ち居振る舞いが得意



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コミュニケーション能力が低い人の特徴と原因

反対に、コミュニケーション能力が低い人には、以下のような傾向があります。

  • 一方的に話してしまう
  • 人の話を最後まで聞けない
  • 他者に興味関心を持てない
  • 質問と回答の内容がズレる
  • 空気を読まずに話してしまう
  • 相手と視線を合わせるのが苦手
  • 自分の考えをまとめ、順序立てて話すのが苦手
  • 相手の意見を肯定するのが苦手で、否定語(でも等)から話をはじめる


上記のようにコミュニケーション能力が低くなってしまう原因には、「周囲の様子を見て行動するのが不得意」「他者へ配慮ができない」「他人と接することがそもそも苦手」などが考えられます。
 
いずれにしても、コミュニケーション能力が低い人を採用すると、社内の人間関係に悪影響を及ぼしたり、教育に時間がかかってしまったりする可能性があります。選考過程で慎重に見極め、職務に適したコミュニケーション能力のある人材を採用することが大切です。

 

コミュニケーション能力を面接で見極める質問

「コミュニケーション能力が高い人」を採用するためには、面接でどのように見極めればいいのでしょうか?

コミュニケーション能力を面接で見極める方法としてよく用いられるのは、オープン・クエスチョン(自由回答)です。一問一答形式の質問では見極めづらい、表現力やプレゼン能力、表情や身振り手振りなど、基本的なコミュニケーション能力を見極めることができます。

そこでオープン・クエスチョンを中心に、具体的にどのような質問で、どんな点をチェックしていけばいいのかを解説します。

実際の面接でそのまま活用いただきやすいように、面接の流れに沿った質問サンプルをご用意しました。


	コミュニケーション能力を面接で見極める質問


面接オープニングの質問


面接の流れ
質問例
自己紹介

これまでの経歴を含めて、自己紹介をお願いいたします。

職務適性

前職では、どのような業務を担当されていましたか?また、ご自身の仕事をスムーズに進めるためにどんな工夫をしていましたか?

退職理由

退職を考えるようになったきっかけは何ですか?何が決め手になりましたか?

志望動機

数多くある同業他社の中で、なぜ当社を選んでいただいたのか理由を教えてください。


面接のオープニングで確認する基本的な項目です。短時間で自分のことを整理して話せるか、面接官の知りたい内容を意識して自己PRができているか、相手の目を見て感じよく伝えられているか、初めて聞く人にとって分かりやすい内容になっているか等を確認しましょう。


コミュニケーション能力を見極める質問 ①

コミュニケーション能力を見極める質
  • .前職(現職)の上司や先輩は、あなたのどのような点を評価していましたか?
  • また反対に、どのような点に、もの足りなさを感じていたと思いますか?


他者評価から自己分析させる質問です。コミュニケーション力が高い人は、他者から見られる自分を意識しています。他者からの評価を具体的、かつ客観的に捉えられているかをチェックしましょう。


コミュニケーション能力を見極める質問 ②

コミュニケーション能力を見極める質
  • 職場のコミュニケーションを円滑にするために、何が最も大事だと思いますか?
  • 顧客とのコミュニケーションを円滑にするために、必要なのはどんなことだと思いますか?


人間関係を円滑にする上で何を大事だと捉えるか。応募者のポリシーや考え方を知るための質問です。その考え方が、会社の社風と合うかどうかを確認しましょう。特に管理職候補の応募者であれば、この考え方がマネジメントスタイルにも影響します。


コミュニケーション能力を見極める質問 ③

コミュニケーション能力を見極める質
  • 仕事仲間で苦手な人はどんなタイプですか?
  • また、苦手な人と仕事をする時、あなたはどのように対応しますか?


苦手なタイプについて確認する質問です。苦手なタイプを聞くことで、コミュニケーションの傾向を知ることができます。また、私情に関係なく人付き合いができそうか、仮に人間関係が上手くいかない時に修復する力がありそうかを確認することができます。


コミュニケーション能力を見極める質問 ④

コミュニケーション能力を見極める質
  • 突然ですが、どんなことが好き・得意ですか?
  • 自分が好きなもの・ことについて3分程度で、どこが好きなのかを教えてください。​​​​​​​


あえて、漠然とした質問をしてみてください。応募者から「前職の仕事の中で好きな業務のことですか?」など、質問者の意図を確かめたり、再確認して意図を正確にくみ取ろうとする姿勢をチェックすることができます。また、自己を客観的に理解する能力やプレゼン能力も確認できます。



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まとめ

コミュニケーション能力が高い人とはどんな人なのかを理解し、適切な質問をすることで、面接でコミュニケーション能力は見極めやすくなるはずです。


ただ、面接という限られた時間で自社に適した人材を見極めるのが大変なことは変わりません。面接時に人材を見極める負担を軽減するには、求人情報の出し方を工夫して、自社にマッチする人材からの応募率を高めることが重要です。

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