エン転職で今応募が増えている「オンライン面接OK」の求人とは?
2019年までは「対面面接」が一般的でした。しかし、2020年以降、新型コロナウイルスの影響で状況が一変。感染拡大を防止するために「オンライン面接」を導入する企業が急増しました。オンライン面接は対面面接とは異なり、感染の心配がないので求職者も希望する人が増えています。
実際に、オンライン面接を導入している企業としていない企業で応募効果にも大きな差が出ていることがわかりました。今回は企業のオンライン面接の導入状況、オンライン面接に関する求職者の反応、オンライン面接導入有無による応募効果への影響について詳しく解説していきます。
POINT
オンライン面接の導入方法・活用方法を画像つきで解説した資料をご用意しました。求職者向けにオンライン面接を案内するためのメールテンプレートもご紹介しています。ぜひダウンロードして貴社の採用活動にお役立てください。
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オンライン面接とは?
そもそも、オンライン面接とはどのようなものなのでしょうか?
実際に会社にて対面で行なう面接と異なり、テレビ電話・Web会議システムといったツールを使用して、オンライン(Web)上で行なう面接のことを「オンライン面接」と言います。「Web面接」と呼ばれることもあります。
ただ会話をするだけでなく、自分のパソコンの画面を求職者が見られるように共有する機能もあります。これにより、オンライン面接でも自社HPや会社説明用に作成した資料を一緒に見ながら解説することが可能に。対面面接と大きく変わらない感覚で使用できるようになりました。
オンライン面接というとタイムラグを心配する声もありますが、近年は技術の進歩により、「映像・音声を圧縮して送信→受信側で復元」という一連の流れがリアルタイムで行なえるようになり格段に速度が向上。タイムラグを感じることなく会話できるようになりました。(ご自身やオフィスのネット環境にもよりますので、導入前には一度試してみることをオススメします)
オンライン面接の導入状況
オンライン面接の導入状況を調べるために、企業の経営者・人事担当者など454名にアンケート調査を行ないました。その結果をご紹介していきます。
43%の企業がオンライン面接を導入
オンライン面接の導入状況を質問したところ、「43%」が導入していると回答しました。まだ半分には到達していませんが、つい最近まで対面面接が当たり前だったことを踏まえると、急速に面接のオンライン化が進んだことがうかがえます。
オンライン面接未導入の企業のうち35%も導入に前向き
「オンライン面接を導入していない」という方のうち、「今後オンライン面接導入を検討する可能性がある」と回答した方が、「35%」もいました。
既にオンライン面接を導入している企業も含めると、近い将来「60%以上」の企業がオンライン面接を導入する可能性があります。面接のオンライン化の傾向は、2021年も続いています。
オンライン面接を導入した企業の反応
オンライン面接を導入している企業が増加していることがご理解いただけたと思います。とはいえ、「実際オンライン面接を導入してみてどうなの?」と疑問に感じる方も多いと思います。そこで、オンライン面接を導入した企業に使用感をアンケート調査しました。
オンライン面接を導入した企業の70%が好感触
オンライン面接を実際に導入してみた企業に感想をうかがったところ、19%が「良い」、51%が「どちらかといえば良い」と回答しました。合計すると、オンライン面接導入に好感触な企業は「70%」もいるようです。
オンライン面接を導入して良かった理由第1位
「遠方に住む応募者に対応できる」
オンライン面接を実際に導入して良かった理由の第1位は「遠方に住む応募者に対応できる」でした。
遠方からの応募にありがちな、「人事・採用担当者が面接に行けない」「交通費がネックとなって応募者に選考を辞退されてしまった」という問題が減少したそうです。
同率2位は「新型コロナ感染防止に繋がる」でした。オンラインであれば対面面接のように、感染する・感染させてしまうといった心配がありません。またその他にも、人事・採用担当者の面接交通費・宿泊費の削減に繋がる、移動がなくなりスケジュール調整がしやすくなったことで、結果的に選考時間が短縮されるといった声もありました。
オンライン面接を導入して良くなかった理由第1位
「画面越しで評価がしづらい」
オンライン面接を実際に導入して良くなかった理由の第1位は「画面越しで評価がしづらい」で92%と圧倒的でした。
対面面接では相手のしぐさや表情の変化が、人柄を知るキッカケになります。しかし、オンライン面接ではこうした変化が分かりづらくなることで、苦戦する方も多いようです。また、画面越しで必要以上に応募者が緊張してしまい、面接官も緊張をほぐすことができず、本来のポテンシャルが把握できなかったという声もありました。
そこで、オンライン面接でも見極め精度を高めるために「適性検査」を活用する企業が増えているようです。詳しくはこちらの記事で解説しておりますので、ぜひ合わせてご一読ください。
約半数の企業が「オンライン面接を導入しないと採用が不利になる」と感じている
今回のアンケートで49%の企業が、「オンライン面接を導入していない企業は採用が不利になる」と考えていることが判明しました。オンライン面接の導入が、20201年以降も採用のスタンダードになるかもしれません。
オンライン面接で一番人気のツールは「Zoom」
同様のアンケートで、使用しているオンライン面接ツールを調査したところ、最も人気だったのは「Zoom」でした。2位に倍の差をつけています。
Zoomとは、ビジネスシーンに特化したWeb会議ツール。「無料」で使える他、背景画像の変更、資料の共有などの機能もあり、面接に使いやすいのが特徴です。エン・ジャパンでは、オンライン面接だけでなく、オンライン商談・オンライン会議・オンラインセミナーでもZoomを活用しています。
このZoomを活用したオンライン面接導入方法・活用方法を解説した資料を無料公開しておりますので、ぜひダウンロードして貴社の採用活動にお役立てください。
オンライン面接を受けた求職者の反応
オンライン面接を経験した求職者は、実際に受けてみてどう感じているのでしょう?
Web面接・録画面接システムを提供する株式会社スタジアムが5193名を対象に行なった調査によると、実に「83%」もの人が「オンライン面接に抵抗がない」と判明しました。むしろオンライン面接に前向きな求職者は多く、41%は「対面よりオンライン面接」を希望しています。
エン転職掲載求人で調査!オンライン面接が応募効果に与える影響
今回の調査で企業・求職者の双方でオンライン面接への関心が高いことがわかりました。
では、オンライン面接を導入している企業と導入していない企業とで、応募効果には差があるのか?エン転職に掲載されている求人で調査しました。
結論からお伝えすると、「オンライン面接OKの求人」は「オンライン面接NGの求人」より応募数が平均して「1.9倍」も多いことが判明しました。
オンライン面接であれば新型コロナウイルス感染の心配がない安心感。面接を受ける交通費が必要ないことによる心理的ハードルの低下。対面面接だと受けるのをためらってしまうような遠方の企業でも、オンライン面接なら自宅から受けられる。様々な理由から、オンライン面接を導入っしている企業の方が応募が集まりやすい傾向にあるようです。
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まとめ
オンライン面接を導入することで採用を有利に進められるはずです。まだ、オンライン面接を導入していないのであれば、「一次面接のみオンライン化してみる」など、一度試してみることをオススメします。
エン・ジャパンはコロナ禍以前より、オンライン面接を活用し、全国の求職者の方々と面接を行なってきました。「オンライン面接の導入して採用を行ないたいと考えている」「オンライン面接を導入したものの上手くいかない」という場合は、長年培ってきたノウハウをもとにお力になれる部分も多いと思います。
オンライン面接を活用した採用をご検討されることがありましたら、ぜひエン転職にご相談ください。まずはお気軽に下記のお問い合わせ窓口にご連絡いただけますと幸いです。
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