1946年に設立され、約20年前から小売りチェーン店をはじめとする企業の段ボール回収事業をスタート。徐々に顧客が拡大する中で、3年ほど前には物流の運行管理システムも導入されました。一方で、システムの運用は2名で行なっており体制強化が求められたほか、組織全体としても高齢化が課題に。そこで、20代後半~30代前半の社内SEを募集することとなりました。
■課題①
企業に興味を持ってもらえるか
■課題②
母集団の形成ができるか
■解決策①
企業の風土や経営の安定性を伝える求人広告設計
■解決策②
営業からの手厚いサポート
社内SEの募集ですが、物流業界はIT化が遅れている、と考える求職者も少なくありません。また、東京では業界を問わず多くの競合求人が並ぶ中、同社ならではの魅力を伝える必要がありました。
そこで、『エン転職』の営業・ディレクター・コピーライターにより求人の方向性を丁寧にすり合わせた結果、これからシステムを整えていく体制であるがゆえに、「役員層からも直接頼りにされる仕事のやりがい」が大きく、これが最もターゲットに響くのではないかと確認。詳細にPRすることにしました。
実際の求人広告では、具体的に役員をはじめとする社員が社内SEをどのようなシーンで頼ってくれるのかという点をチャーミングに描写。企業の風土と安定性も併せて伝えました。
今回は、同社が必要としていた若年層からの応募数をいかに確保するかが課題でした。そこで広告の掲載期間中もこまめに状況をお伝えするべく、『エン転職』の営業とおよそ2週に1回ほどの頻度でミーティングを実施。スカウトの文面や開封率向上アドバイスに加えて、面接時のフォローとして「面接した求職者がどういった点で同社を評価しているのか」についてもアドバイスしました。
結果として、面接の質の改善、同社のイメージアップに成功。応募者40名中30名が20代~30代の若手になるなど、応募の質の担保も実現しました。内定したのは、25歳の社内SE経験者の男性。狙い通り、会社の安定性や雰囲気の良さに惹かれてのご入社でした。
物流業界は高齢化が進んでおり、最近話題のDXやIT化の文脈でも、進行が遅れている業界です。内心、「本当に若い人からが興味を持ってくれるだろうか…」という不安もありました。しかし、いざ蓋を開けてみると、40名ものご応募をいただき、しかもうち30名が若年層。ほとんどがニーズに合致していたように思います。
その中でも、今回入社してくれた小林さんは掲載が始まってすぐに応募してくれていました。会話のテンポが非常によく、受け答えからも優秀さが伝わってきた人材です。適性検査も受けてもらったのですが、これまでの最高得点でしたので、驚きました。入社を決めてくれたので、広告は掲載期間を前倒しで非表示にしていただいたほどです。全体的に、今回の採用にはとても満足しています。
前職ではエンジニアとして働いていました。たまたまPCの設定などの社内SE業務をする機会があり、その色を濃くしていきたいと転職を考えたのが転職のきっかけです。求人広告で特に意識していたのは、企業のビジネスモデル・企業の雰囲気・そして仕事内容の3点でした。
まず、面白そうなビジネスをしていることが職種名などから伝わってきて、興味を持って求人を見ました。次に、仕事内容が自分のやりたいことと合致しているかを確認。そして最後に「取材者から見た会社の印象」欄や写真などで企業の雰囲気を確かめました。実際に面接を進める中でも、落ち着いた雰囲気が伝わってきました。着々と力をつけていける成長イメージが湧き、納得のいく転職活動だったように思います。
現在は社内の車両運行システムの運用保守のほか、社内のトラブル対応などを行なっています。どれも想像通りの業務でしたし、多くの人に頼られる仕事なのでやりがいも大きいです。
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