Webアプリ・スマホアプリの開発を中心に事業を展開。大手自動車メーカー等との直接取引による自社内開発のほか、IoTやAIなど最新技術を用いた案件・プロジェクトにも積極的に挑戦。
持ち味であるチャレンジ精神をさらに加速させるべく、エン転職でITエンジニアの採用を実施しました。
■課題 ① 意欲的な人材からの応募を増やしたい。
前回、同じITエンジニアの募集をされた時は73名の応募が集まり、応募数自体には満足されていました。しかし、応募者の多くが「受け身姿勢の人材」で、「仕事に対する意欲や志望度が感じられない」という問題があったのです。
というのも、同社では「充実の教育・研修制度」を整備することで、ITエンジニア未経験者を積極採用し、入社後に育成するという採用活動を実施されています。それだけに、前回の募集では「入社後に教えてもらえるから」という「受け身姿勢の人材」からの応募が大半を占める結果に。今回の募集では、未経験者採用は継続しながらも「いかに意欲的な人材からの応募を集められるか」が課題となりました。
■解決策①
求人広告のPRスペースにて「意欲が認められる社風」をアピール!
■解決策②
意欲的に活躍する転職者のインタビュー記事を掲載し、社風の魅力を後押し!
まずは『エン転職』の担当者と共に前回の採用結果の振り返りを実施。「受け身姿勢の人材」が多かった理由として挙げられたのが、「求人広告にて充実の教育・研修制度を前面にアピールしていた点」でした。そこで、今回のITエンジニア採用では求人広告のPRスペースを刷新。「意欲的な人材が活躍できる社風である」という新たなアピールポイントを打ち出すことにしたのです。
とはいえ、単に「意欲的な人材を歓迎します」などの抽象的な表現では、ほかの求人広告との差別化が図りにくく、前回よりも応募数が目減りする恐れもあります。そこで、エン転職は「実際に社員の意欲がカタチになった具体的な事例」を収集。たとえば、「入社2年でクラウドを使ったサーバーレスアプリの開発に携わっている人がいる」など、具体的な事例を示すことで、社風の魅力の信憑性を高めました。それにより、意欲的な人材にアプローチすると同時に応募数の最大化を図ったのです。
『エン転職』には、通常の求人情報とは別に「転職者インタビュー」という記事を掲載できます。追加オプションにはなるものの、通常の求人情報だけでは伝えきれない「転職者のリアルな声」を求職者に届けられるため、今回のように「社風の魅力」をアピールしたい場合は応募効果への期待大です。
今回の「転職者インタビュー」では、ITエンジニア未経験で入社された若手社員が登場。「上司に対し、ITインフラ関連の仕事がやりたい!と直談判し、『次にインフラ関連の案件が来たら、キミに任せる』と意欲を認めてもらえた」というエピソードを転職者自身の口から語ってもらうことで、より説得力のある記事に仕上げています。
こうした「PRスペース」と「転職者インタビュー」の相乗効果によって、エン転職を活用した採用活動は大成功!自主的に「志望動機」を記載したうえで応募する求職者が増えたほか、「転職者インタビューに登場した社員と同じように、私もやりたいことがあります!」と熱く志望動機を語る求職者も。懸念していた応募数についても、前回の応募数73名に対し、今回は応募数145名とまさに「意欲的な人材」による応募獲得を実現しました。
正直、驚きました。面接した求職者の8割は「自主的にITの勉強を始めている」という意欲に溢れた人材でしたから。
前回までは「教育・研修制度が充実しているから応募しました、教えてもらわないと何も分かりません」という人材が多かったし、それはそれで仕方ないかなと思っていたのです。ところが、今回は「素人ながらITについて勉強を始めている、ただ勉強の仕方や内容がプロの世界で通用するか分からないから研修を受けたい」という志望動機に変わったんですよ。この変化は大きいですし、前者と後者のどちらを採用したいか、また経営上のプラスになるかは明白じゃないかなと。
しかも、今回は面接設定後のキャンセルも無かったと記憶しています。求人広告の内容が応募者の質や人数に与える影響ってこれほどまで大きいのかと、あらためて感じさせられた採用活動でした。
今は、採用活動において「ダイレクトリクルーティング」を活用するケースが増えていると思います。『エン転職』にも「スカウト機能」があり、こちらから求職者にアプローチすることも可能です。実際、前回も「スカウト機能」を活用していましたが、求職者からすると「スカウトが届いたから」と応募するケースもあり、それが「受け身姿勢の人材」からの応募流入につながった可能性もあるかもしれないと今になっては感じています。
ただ、今回の募集で「スカウト機能」は一切活用していません。145名の応募すべてが、求職者が主体的に応募してくれた数字です。これも『エン転職』ならではの「具体的な情報提供」など、求人広告制作における豊富なノウハウがあればこそではないかと感じています。応募者の「量」と「質」の両立は、求人広告だからこそ実現できる可能性があるのかもしれませんね。
株式会社アベリオシステムズ 取締役 長谷川様
© en Japan Inc. All Rights Reserved.