文久二年(1862年)の創業以来、愛知県蟹江町にてみりんや日本酒などの発酵食品の製造を手掛けてきた甘強(かんきょう)酒造。気候に恵まれた尾張・濃尾平野でとれたお米を使って、甘くてコクの強いみりんや、スッキリと切れの良い日本酒を造りつづけてきました。
レストラン、ホテル、飲食店のお客様には直接商品をご案内されていますが、今後はスーパーや大型量販店でも手に取ってもらえるよう、販路の拡大にますます力を入れたいとのこと。そこで営業を採用することになりました。
■課題①
意欲のある人材からの応募を増やしたい。
■課題②
社風に合う人材とのマッチングを図りたい。
■解決策①
「インタビュー記事」の活用で、意欲の高い人材の見極めに成功。
■解決策②
「PRスペース」を刷新し、マッチする人材にアピールした。
同社には過去にも法人営業募集で『エン転職』を利用いただいていましたが「意欲のある人材からの応募をもっと増やしたい」というお声をいただきました。具体的な課題について伺うと、安定性だけに惹かれて応募する人、面接で(商材である)みりんが何でできているかも答えられない人が多いとのこと。
そこで導入したのが「インタビュー記事」です。『エン転職』では、通常の求人情報とは別に、インタビュー記事を掲載できます。『トップメッセージ』では代表の想いを、『選考のポイント』では選考で重視する点を、『転職者インタビュー』では転職者のリアルな声を発信することが可能。より詳細な情報を伝えて意欲を高めたい場合や、マッチする人材を集めたい場合に有効な追加オプションです。
今回は『トップメッセージ』『選考のポイント』『転職者インタビュー』をフル活用。特に『選考のポイント』では、書類選考で重視していることや、面接前に知っておいてほしいことをあらかじめ伝え、意欲のある人材を見極めやすくしました。
結果的に「求人をよく読み、面接前に会社や商材について調べてきた人材」からの応募を集め、採用することができました。
自分でみりんの良さを伝える方法を考える仕事であるため「アイデアや意見を積極的に発信できる方」でないと入社後の活躍が難しいとのこと。いかに求人広告で、マッチする人材にアピールできるかが課題でした。
前回の求人広告では「同社のみりんの魅力」を広告冒頭のPRスペースでアピールしていましたが、ここを刷新したほうがいいと判断。アイデアを活かせる仕事であることをアピールし、入社後活躍する可能性が高い人材からの応募を集めようと考えました。
『「プリンにみりんをかけよう」ウチの営業が言いました。』というキャッチコピーで、提案の自由度の高さもアピール。結果「これまでもお客様に寄り添うために提案方法を模索してきた」という、食品業界・営業経験者の採用に成功しました。
数ある求人媒体の中から『エン転職』を選んだのは、若手の採用に強いと聞いたから。実際に利用してみて、比較的若手からの応募が多かったと感じました。今回は意欲を買って40代半ばの方を採用しましたが、若手の育成も会社の課題だと考えていますので、若手のユーザーが多いことは魅力の1つだと思います。
また、スカウト機能の活用やインタビューの導入など、応募数を増やすため、応募者の質を上げるために様々な提案をしてくれることも評価している点です。単に求人を掲載するだけでなく「どうすればマッチする人材にアピールできるか」という設計の部分を一緒に考えてくれるのはありがたいですね。
実は、もともとは未経験でもいいから若手を採用したいと考えていたんです。それでも今回経験豊富な方を採用したのは、その熱意に心を動かされたから。彼いわく「求人を見た瞬間当社に決めた」そうで。面接でも、ゆくゆくどんな仕事に挑戦したいかを語ってくれました。本人も「自分の年齢でも大丈夫ですか」と心配していましたが、それでも入社したいと考えてくれたことが嬉しかったですね。
ここまでの志望動機を形成できたのは、求人原稿で使える文字数が多く、情報をしっかりと記載できたからではないかなと。また、今回インタビュー記事を導入したことで、志望動機の変化も見られました。前回まで「安定しているから」「身近な商品だから」という人がほとんどだったのが、今回は「仕事内容や事業に魅力を感じた」と話す人の応募も増えて。結果的に会社にマッチする方を採用することができたのだと思います。
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